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キンドルvsコボ、目が疲れにくい電子書籍端末はどっち

2013/4/8

楽天、アマゾンなどの参入によって、2012年以降、国内市場でも電子書籍端末の選択肢が充実してきた。電子書籍端末の購入を検討しているユーザーにとって気になるのが、目の疲れだ。便利でも、すぐに目が疲れてしまうようだと継続的な使用には向かない。そこで、楽天やアマゾンが販売する電子書籍端末やアップル、グーグルのタブレット端末について、白色表示時の輝度、および目に悪影響を与えるとされる青色光(ブルーライト)などについて実際に測定してみた。

ネット通販で火花を散らす楽天とアマゾン。もう一つの戦いの舞台が「電子書籍」だ。

2012年7月に先行した楽天に対して、アマゾンは同11月に電子ペーパーを搭載した「キンドル ペーパーホワイト」で追撃。同12月には、「キンドル ファイア HD」を投入した。キンドル ファイア HDは、楽天が日本未発売のカラー液晶搭載モデルである。このように両社は、まさに一進一退の攻防を繰り広げている(図1)。

図1 アマゾンは2012年11月に電子ペーパーの「Kindle Paperwhite」(左から2番め)で日本初参入。12月にはカラー液晶の「Kindle Fire」(左)2機種を発売し、楽天に一歩先んじている。楽天は電子ペーパーの「kobo Touch」を2012年7月に発売し、現在は「kobo glo」(右から2番め)「kobo mini」(右)の3ラインをそろえる。カラー液晶搭載モデルは日本では未発売

電子ペーパー端末のトレンドは、暗いところなどでも読めるようにライトを内蔵したモデル。前出のキンドル ペーパーホワイトがそれに当たり、楽天も2012年11月にライト内蔵型の「コボ グロー」を発売している。

■ブルーライト少ないのはペーパーホワイト

バックライトで背面から照射する液晶に対して、電子ペーパーは自発光しないため、目が疲れることなく紙の書籍のように読めるのが本来の売りだ。その電子ペーパーの長所を損なわないために、両モデルはバックライトではなく「フロントライト」のディスプレイを採用している。フロントライトは電子ペーパーの前面に光源を置き、いったん電子ペーパーに当たった反射光だけが目に入る構造のため、読書に適しているという。

フロントライト型の電子ペーパー端末は、目にどの程度優しいのか。コニカミノルタの協力を得て、実際の画面輝度などを測定してみた(図2)。

図2 コニカミノルタの協力を得て、ライトを内蔵した「Kindle Paper white」「kobo glo」と、液晶のタブレット3端末を計測。白と黒の表示画面で輝度を測定した他、目に悪影響を及ぼすといわれるブルーライト(青色光)の量も調べた。白表示の輝度はまぶしさと比例し、黒表示の輝度は低いほど黒い文字が沈んで読みやすくなるため、どちらも低いほうが“目に優しい端末”と考えられる。

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