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テレビ「流れ」で見せる 春の改編、ターゲット明確に

ゴールデン、若い人材活躍

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NIKKEI STYLE

2016年のテレビ界はどうなるか。春の改編は1年を占う指針ともなる。各局はどのような方針を打ち出したのか、その狙いを解説するとともに、注目の新ドラマ・バラエティー・情報・報道番組を紹介する。

様々な配信サービスなどが登場し、テレビのライバルが増え続けている昨今。現在テレビ界では、総世帯視聴率(HUT=テレビをつけている世帯の割合)が低下していることが課題となっている。2015年の年間視聴率で三冠王(全日、ゴールデン、プライム)を取った日本テレビでも、「去年に比べて視聴率の絶対値が下がっている。実感としては全く好調ではない」(黒崎太郎編成部長)と危機感を抱いている。視聴者を改めてテレビに引き付けるために、各局はどのような戦略を立てているのか。

全体的には、チャンネルを変えられないように視聴者層が似通った番組を続けて放送する「縦の流れ」をこれまで以上に強化した改編が目立つ。TBSでは、日曜は子どもから親世代まで楽しめる家族視聴を意識し、「この差って何ですか?」を30分拡大して午後6時30分からの放送に、そして8時に新番組「珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー」を投入した。「今は飽きられたらチャンネルを変えられるかテレビを消されてしまうので、流れで継続して見てもらえることを強く意識した」(菊野浩樹編成部長)

テレビ朝日では、火曜午後9時の「ロンドンハーツ」と、金曜9時の「世界の村で発見!こんなところに日本人」を入れ替える。火曜は「みんなの家庭の医学」から続くファミリー層、金曜は「ミュージックステーション」から続く若者層を意識してのことだ。

テレビ東京で特に方向性が表れたのは金曜。これまで木曜午後8時に放送してきた歌番組を枠移動して「金曜7時のコンサート」とし、もともと視聴者層が高めだった8時からの連ドラにつなげる。「金曜7時はGP(ゴールデン・プライム)帯でもHUTが最も低い枠。これまで幅広い層を対象としてきたが、50代以上の高齢層にターゲットを絞って、明確に狙っていく」(高野学編成部長)。木曜午後8時の枠には、9時からの「和風総本家」との相性を考慮し、幅広い層にアピールできる新番組「世界!ニッポン行きたい人応援団」をスタートさせた。

フジテレビでは、家族視聴を意識した「日曜ファミリア」を3時間から2時間に縮小し、日曜午後9時からのドラマ枠を新設。バラエティーからの流れで、家族で見られる温かみのある作品をラインアップしていくとのこと。

NHKは、放送時間そのものの見直しをした。午後7時30分からの「クローズアップ現代」はリニューアルして10時に移動、「鶴瓶の家族に乾杯」や「ガッテン!」などのバラエティーを30分繰り上げて7時30分スタートに。さらに、10時55分から放送していた「サラメシ」や「探検バクモン」などを8時15分に枠移動し、「7~8時台に幅広い層がリラックスして見られる番組をそろえた」(松本俊博編成主幹)。

各局とも20代、30代のクリエーターが育ち、数多くゴールデンで番組を担当する。フジテレビで土曜午後7時にスタートするネタ番組「超ハマる!爆笑キャラパレード」には、「芸人さんとタッグを組む形で、若手ディレクターがたくさん入る。ディレクター同士、ライバル関係も感じながら育っていってほしい」(宮道治朗編成部長)。

テレビ朝日では、昨年の「しくじり先生」などと同様、深夜放送で好評を得た「あいつ今何してる?」を、放送から半年で水曜午後7時に昇格させた。「企画したのは30代前半の若手。『しくじり先生』も20代後半のディレクターが中心に作っている。若い人材が活躍する場はどんどん広がっている」(谷口洋一編成部長)。

テレビ東京でも、30代前半のプロデューサーが手がける「家、ついて行ってイイですか?」を、深夜放送から土曜午後8時台に移動する。日本テレビで金曜8時台で始まる「究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?」は、企画募集で若手から出てきたもの。特番で12.6%の視聴率を取るなど手応えを感じ、レギュラー化した。

(日経エンタテインメント!5月号の記事を再構成。文・内藤悦子、田中あおい/視聴率はビデオリサーチ関東地区調べ)

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