古いカセットテープはICレコーダーで「永久保存」

日経PC21

捨てるに捨てられずに埋もれているカセットテープ。実は数千円のICレコーダーがあれば、簡単にデジタル化がかなう。再生機とレコーダーをケーブルで接続し、録音したファイルをパソコンに取り込めばいい。購入時には「リニアPCM」と呼ぶ録音方式に対応した製品を選ぼう。

カセットテープのデジタル化で手っ取り早いのが、ICレコーダーに直接録音する方法だ。上位モデルは、高性能マイクなどを搭載するが、今回のデジタル化には関係がないため、廉価モデルで十分。ただし、どれでもよいというわけではない。大前提は録音データをパソコンに取り込めること。3000円以下の格安モデルは、取り込みに非対応の場合が多いので、購入時には要注意だ。

図1 両モデルとも、図2の条件を満たしたICレコーダー。内蔵メモリーは4GB。「RR-XS360」は実売7500円前後と手ごろ。「ICD-UX560F」は、2秒以上の無音を感知するとファイルを自動分割する「シンクロ録音」機能を搭載。パソコン用の編集ソフト「サウンドオーガナイザー2」も付属
図2 リニアPCMは圧縮せず音質を損なわない記録方式だ(1)。フォーマットはWAV。メモリーカード対応なら、録音容量を増やせる(2)。パソコンに録音データを取り込めるのは必須条件だが、USB端子内蔵ならパソコンと直結できて便利(3)。スライド式とキャップ式がある

デジタル化に向いた製品の例と3つの条件を図1図2に示した。まずは、できるだけ原音に忠実にデジタル化する「リニアPCM」対応を選びたい。これにより、音楽CDと同じ「サンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット数16ビット」という音質で録音できる。

リニアPCMは、ファイルサイズが大きいWAV形式で録音されるため、メモリーカードに対応しているモデルを選べば、手軽に容量を増やせるのでお薦め。USB端子内蔵タイプは、パソコンと直結して取り込めるので便利だ。

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