「骨格のタイプ」で一番似合う服が分かる

日経ウーマン

せっかく買った服も、似合わなくて着ない。そんな買い方ではお金を浪費するばかりです。自分の「骨格タイプ」を知れば本当に似合う服が分かり、ムダ買いの悩みも解決します。

骨格タイプを知ることが、おしゃれへの近道だった

(C)Pixta

「最近お気に入りの洋服が似合わない」「カジュアルなアイテムが着られなくなった」――そんな経験はありませんか。「太った」「疲れ顔」が原因だと思っている人、ちょっと待って。「もしかしたら、自分の『骨格タイプ』とは違った洋服を着ているせいかもしれません」。そう話すのは、パーソナルスタイリストの橋本ワコさん。骨格のタイプって、いったい何でしょうか。

「脂肪や筋肉のつき方を決定づける『骨格』は、生まれつき備わっているもの。年齢を重ねるにつれて、骨格によって作られる体の厚みやラインといった特徴が顕著に表れます。はっきりとしたデータはありませんが、触って感じる肌の質感や全体の印象も、骨格による影響が大きいと感じます」

橋本さんが取り入れている「骨格診断(注)」のメソッドによると、骨格のタイプは大きく3つに分類される。自分のタイプを知れば、似合う素材や着こなしが分かる。

「自分とは違った骨格タイプのアイテムを着ると、太って見えたり、貧相に見えたりしてしまう。骨格に合ったファッションを取り入れることで、カジュアルブランドでも自分を格上げして見せることが可能です」。骨格診断で、服選びに困らない自分にきっとなれるはずです。

[注]一般社団法人骨格スタイル協会が提唱

同性の友人同士で見比べたり触れたりと、比較し合うことで違いが分かる。




立体的で、メリハリのある体形が特徴。体に厚みがあり、筋肉のハリを感じさせる。シンプル・シックな服が似合う。

【有名人ではこんな人】

藤原紀香、米倉涼子、グレース・ケリー、マドンナ

【似合うスタイルは】

全身のメリハリと立体感のある骨格には、生地にハリ感のあるシンプルな服が最も似合う。薄手の生地や凝った装飾が付いたアイテムは、体を大きく、太って見せてしまうことも。シワ加工などヨレッとした素材は、だらしなく見えがちな体形なので要注意。立体感のある「リッチ」な自前の体形を生かそう。

素材:ハリのある上質なものが最適。薄い生地は体を大きく見せてしまう。

フォルム:きちんと感を生むのは、シンプル&ベーシックな形。

柄:大胆で大きめのモチーフや規則的な柄。縦のストライプが似合う。


体が緩やかな曲線を描き、きゃしゃ。脂肪の柔らかさを感じさせる。華やかな装飾が施されたものや、かわいらしい服が合う。

【有名人ではこんな人】

松田聖子、神田うの、オードリー・ヘプバーン、ナオミ・キャンベル

【似合うスタイルは】

曲線を描く、きゃしゃで女性らしい骨格には、華やかなアイテムやアクセサリーがぴったり。体にフィットしたデザインを選んで、優しい曲線を際立たせたい。ボトムスはタックの入った腰回りにふくらみがあるものがウエストを強調し、ヒップラインを高く見せてくれる。シンプル過ぎる着こなしは寂しく地味な印象に傾きがち。

素材:柔らかく、透ける、伸びる素材が最適。ハリ感のある生地は地味な印象に。

フォルム:フリルや華やかな装飾のあるもの。体のラインにフィットしたもの。

柄:小さく、かわいい柄。ヒョウ柄などもよい。


骨太で関節が大きく、肉づきを感じさせない体形。ラフなスタイルが似合う。太りにくいが、やせてもきゃしゃな印象になりにくい。

【有名人ではこんな人】

今井美樹、天海祐希、アンジェリーナ・ジョリー、ジェーン・バーキン

【似合うスタイルは】

骨っぽさを感じさせる直線的な体形で、手足が長く、大きい人が多い。硬い質感を感じさせる骨格なので、ざっくりしたラフなアイテムが好相性。アシンメトリー、ドルマンスリーブなど遊びのあるデザインのアイテムや、着崩しが似合う。体に沿った服は骨ばった印象が目立つので避けたい。

素材:天然の素材を感じさせるもの。目の粗さ、ザックリ感が似合う。

フォルム:ラフでカジュアル、凹凸感があるナチュラルなデザインが似合う。

柄:基本は大きめのモチーフのもの。チェック柄や迷彩柄なども得意。

この人に聞きました

橋本ワコさん
パーソナルスタイリスト。仕事の傍ら、スクールなどでメイクアップやスタイリングの技術を習得。07年に「自分以上の自分に出会う」サービスを提供するwaco styling設立。社団法人日本スポーツビューティ協会代表理事。http://www.wacostyling.com/

(日経WOMAN 樋口晶子)

[日経WOMAN 2015年10月号記事を再構成]