高音質を手のひらに ハイレゾプレーヤーはこう選ぶ価格帯別に注目4機種をレビュー

日経PC21

若者を中心にポータブルタイプのハイレゾプレーヤーが人気だ。価格は1万円前後から数十万円と幅広く、使い勝手や音質にも大きな違いがある。価格帯別に代表的なプレーヤーを取り上げ、リスニングスタイルに合った製品選びのポイントを解説する。

音楽CDを超える高音質な「ハイレゾ音源」を、いつでもどこでも楽しめる携帯型ハイレゾプレーヤーの人気が高まっている。ハイレゾプレーヤーは1万円台で買える入門機から、50万円もする超ハイエンドモデルまでと、価格帯が幅広い。そこで、ここでは製品選びのポイントと、価格帯別に代表的なハイレゾプレーヤーを解説する。

キビキビした動作も大事

初めに、プレーヤーを選ぶうえで共通するポイントを解説しよう。ポイントは「音質」「機能」「操作性」「拡張性」――の4つだ。

最も重要なのは、やはり「音質」(図1)。いくら使い勝手やデザインが良くても、音質に満足できなければハイレゾの意味がない。自分で納得できる音質なのかを見極めるには、好きな音楽を試聴してみるのが一番だ。

今回紹介する4機種は、すべてマイクロSDカードスロットを搭載している。試聴前にハイレゾ配信サイトで好きな曲やアルバムを購入し、マイクロSDカードに保存しておこう。CDをリッピングして「FLAC」などのファイルにしておいてもよい。1つのジャンルだけでなく、ロックとジャズ、クラシックといったように複数のジャンルを用意しておくほうが聴き比べやすい。

図1 高音質化のため、設計にさまざまな工夫をしている
図2 今回の全機種がワイヤレス再生も可能だ。ただし、Bluetoothで伝送する場合、高音質コーデックを使ってもハイレゾ音源そのままの音質にはならない

2つめのポイントは「機能」だ(図2)。バッテリー駆動時間は長いほど使いやすい。高音質をうたうプレーヤーほどさまざまな「高音質設計」を施しており、バッテリー駆動時間も短くなる傾向にある。自分の使い方に合ったバッテリー駆動時間なのか、確認しておこう。

ブルートゥース機能も便利だ。伝送時にハイレゾそのままの音質ではなくなるが、手軽にワイヤレスリスニングを楽しめるのは魅力的。Wi-Fi内蔵機種の場合は、NAS(ネットワーク接続のハードディスク)に接続して再生したり、ハイレゾ音源配信サイトから楽曲をダウンロード購入したりできる。

MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
次のページ
拡張性が高ければシステムアップの楽しみも
MONO TRENDY連載記事一覧