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夏休みに間に合う、東京エンタ!スポットランキング

日経エンタテインメント!

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NIKKEI STYLE

 夏休みなどで、家族や友人たちと観光地に出かける機会も増えてくるこの季節。東京近郊で行ってみたいエンタ!スポットはどこなのか? そして実際行ってみて満足度が高かった場所はどこなのか? 全国の男女1000人を対象に調査した。

東京ディズニーリゾートの人気が他を圧倒

全国の男女1000人にアンケートを実施し、編集部が選んだ東京近郊の映画、音楽、テレビ、アニメなどにまつわるエンタテインメントスポット50カ所から、この夏に行ってみたい場所を10個まで選んでもらい、その理由について聞いた。また今までに行った場所については、それぞれ5点満点で評価してもらい、満足度を調べた。

「この夏、行ってみたい東京のエンタ!スポット」で、1位に選ばれたのは、東京ディズニーシー(以下、TDS)。2001年に開園し、海にまつわる物語とディズニー伝統のエンタテイメントを融合したテーマパークだ。同じく東京ディズニーリゾートの東京ディズニーランド(以下、TDL)は2位にランクイン。一昨年に30周年を迎え、7月17日には映画『リロ・アンド・スティッチ』をテーマにした、新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」がオープンした。

得票数で見ると、回答者1000人のうち、約6割もの人がTDSとTDLの両施設に票を投じており、老若男女を問わず楽しめるという声が多かった。また、1000人のうち、TDLには73%、TDSには48%の人が行ったことがあると回答。それでも、今年の夏にも行きたいというコメントが少なくなく、リピート率の高さが東京ディズニーリゾートの強みといえる。そのなかでTDSが1位となったのには、「海がモチーフなので、夏には涼しげでいい」(47歳女性)と、季節が有利に働いた部分も大きいようだ。後述の「満足度ランキング」でも、両施設の人気の理由を解説する。

3位は東京スカイツリータウン。12年5月開業ということで、「まだ行ったことがないから」(20代女性)という意見が大勢を占めた。ただ、「次回こそは上まで登ってみたい」(50歳男性)など、来場しても展望フロアにまでは登ることができず、再訪を望む声も。また、「お店や施設が充実しているから」(40代女性)という意見も数多く寄せられ、テナントだけでなく水族館やプラネタリウムなど約300のお店が入る東京ソラマチの人気ぶりもうかがえる。

人気ゆえの訪問率の低さ

4位に入ったのは三鷹の森ジブリ美術館。宮崎駿監督作品に代表される歴代のスタジオジブリ作品にまつわる展示で、幅広い層に人気のスポットだ。行きたい理由には、「チケットがすぐに売り切れてしまうから」(30代女性)という回答も多く、今回のアンケートでも、9%の人しか訪れたことがないと判明。チケットが日時指定の予約制で、枚数も限られていることが、人々の行きたい願望へなお火に油を注いでいるようだ。

5位は東京タワー。東京スカイツリーに展望台としてのお株は奪われた感があるが、今年3月にタワー内にオープンしたのが、大ヒットマンガ『ワンピース』をテーマにした大型テーマパーク「東京ワンピースタワー」。開園からわずか48日で来場者が10万人を突破する人気ぶりで、「ワンピースの展示を見に行きたい」(20代男性)など、新たな客層を開拓している。

6位にランクインしたのは歌舞伎座。13年4月にリニューアルしたこともあり、「新しくなった歌舞伎座で、ぜひ演目が見たい」(30代女性)などの声が集まった。また、「一度でいいから歌舞伎座で歌舞伎を見たい」という声も多く、実際に行ったことがあると答えた人は11%に留まっている。

7位の渋谷ヒカリエ、8位の六本木ヒルズはテナントを中心とした商業施設だが、前者にはミュージカル劇場の東急シアターオーブがあり、後者にはTOHOシネマズや森美術館などが併設されている。六本木ヒルズへのコメントには、6月28日まで開かれていた「NARUTO‐ナルト‐展」や、現在開催中の「機動戦士ガンダム展」(9月27日まで)に関するものも多かった。東京タワー同様、アニメコンテンツを積極的に活用する施策が、集客につながっているといえる。

9位にはフジテレビ。テレビ局の中では、唯一トップ10に入った。今やフジテレビのあるお台場は一大観光スポットで、13位にお台場ダイバーシティ東京プラザ、16位にはお台場パレットタウンもランクイン。夏休み恒例のイベント「お台場夢大陸」が8月31日まで開催中。「夏休みのイベントで、『めちゃ×2イケてるッ!』のブースに今年も行きたい」(20代男性)など、メディアミックスも功を奏している様子だ。

満足度ランキングでは4~10位に変化

「今までに行って満足度の高かった東京のエンタ!スポットランキング」の上位陣に目を向けると、1位はTDS。2位は三鷹の森ジブリ美術館。3位はTDLと先の「行ってみたいランキング」と順位的に大きな違いは見られない。ただ4~10位に入ったスポットは、7位の歌舞伎座を除いて、大幅に順位を上げていることが分かる。ではそれぞれの順位を理由と共に見ていこう。

1位は5点満点で平均値4.19という高い満足度のスコアを記録したTDS。「大人の落ち着いた雰囲気を味わえるのがいい」(20代男性)など、"大人が楽しめる"というキーワードが多く見られた。実際TDLにはない、アルコール販売がTDSでは行われていることもあり、「お酒が飲める夢の国だから」(30代男性)というコメントもあった。

2位に選ばれた三鷹の森ジブリ美術館では、「ジブリ作品の中に入ったみたいな感覚が味わえる」(20代女性)などのような、ジブリ作品に触れられる良さを推す声が圧倒的に多かった。また、「緑の多い環境が、非日常的でよい」(40代女性)というコメントからは、緑豊かな井の頭恩賜公園に隣接していることで、ジブリの世界観がより強調されて、満足度につながったと言える。

TDLは3位にランクイン。「アトラクションの入れ替えも多く、パレードが季節で変わるのもいい」(20代女性)と、日本で最も有名かつ、リピート率の高いテーマパークだけに、何度訪れても飽きさせない工夫が評価されたようだ。

4位の四季劇場は、『ライオンキング』や『アラジン』など劇団四季の公演を上演している常設劇場で、東京には5つの劇場がある。「ミュージカル自体が素晴らしく、また劇場も演目にあった雰囲気で楽しい」(50代女性)というように、劇場によって演目を変えることで差異化を図り、作品としての完成度を高めていることが好評を得ている。

子どもの輝く姿に親が感動

5位はキッザニア東京。06年にオープンした、子どもたちが職業体験を通して社会を学ぶことができる体験型アミューズメントパークだ。「コンセプトが素晴らしく、子どもが輝く姿を見られる」(40代男性)との意見に象徴されるように、子どもがいきいきと仕事に取り組む様子が見られるため、親世代からの評価が高かった。

6位に入った国立能楽堂は、日本の伝統芸能の施設の中でも格式が高く、訪れたことがある人はわずか4%。コメントでは能が見たいという声に加え、「国立能楽堂の荘厳な雰囲気が素晴らしい」(50代男性)という、建物そのものに興味を示す回答もあった。実際、演者が舞う本舞台には極上の尾州檜が使われていたりと、こだわり抜かれた施設は一見の価値がある。

7位は歌舞伎座。近年の歌舞伎人気もあいまって、芝居の素晴らしさを推す声が多いなか、「イヤホンガイドがあって、とても分かりやすかった」(40代女性)など、初心者でも楽しめる点を褒める声も寄せられた。「お土産物屋さんなども充実している」(50代女性)とのコメントもあり、地下2階に広がる土産屋やお食事処、カフェなどからなる木挽町広場の評価も高かった。

8位に入った東京宝塚劇場では、「非日常感を味わえる」(30代女性)という声が目立った。豪華できらびやかなステージはもちろんのこと、赤い絨毯が敷かれ、シャンデリアが光り輝くエントランスも優雅な空間を生み出している。

9位のBlue Note TOKYOは、ジャズをはじめ、多様な音楽ジャンルのアーティストが日替わりで登場するジャズクラブ。「席に座ってライブを見ながら、ゆっくりアルコールと食事を楽しめる」(40代男性)と、大人を満足させるライブ環境が評価された。

10位は浅草演芸ホール。ビートたけしなどを輩出した老舗演芸場だけに、「演芸のルーツが楽しめる」(50代男性)という声も見られた。また、「雷門や東京スカイツリー観光と一緒に楽しめる」(30代女性)と、人気観光スポットにアクセスがよい点を評価するコメントもあった。

なお、スコアの比較にあたっては、得票数の大小も考慮に入れる必要があろう。東京ディズニーリゾートのような得票数の多い施設はファミリーなどからの一般的な満足度を、逆に得票数の少ない施設はコアな人気を表していると考えられるからだ。いずれにせよ、時代が「モノ」から「コト(経験や思い出)」消費へとシフトするなか、"そこでしか味わえない"という差別化に成功したところが、この先も人気を集めていきそうだ。

調査概要
調査項目:編集部がピックアップした東京近郊の映画、音楽、テレビ、アニメなどに関連するエンタテインメントスポット50カ所を対象に、「行ってみたいところ」を最大10カ所まで、「実際に行ってみての満足度」を5点満点で採点して選んでもらい、理由も聞いた。
調査方法:ウェブ調査
実査期間:2015年5月13日~5月20日
回答者:日経BPコンサルティング調査モニターより1000人が回答。男女は半々。年齢は日本の人口比に近似させる形でウエイトバック集計。補正後の構成比は、25~34歳は28%、35~44歳は38%、45~54歳は34%。

(日経エンタテインメント! 中桐基善)

[日経エンタテインメント! 2015年8月号の記事を再構成]

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