SIMカードのサイズには標準、micro、nanoの3種類があるため、組み合わせによっては使いたい端末と合わない場合がある。そうした場合は、キャリアやMVNOにSIMカードのサイズ変更を申し込むのが近道。サイズ変更は手数料が必要な場合が多い。

端末を中古ショップへ売ることを考えた場合、SIMロック解除した端末のほうがより高い値が付く可能性がある。特にドコモやソフトバンクなどは回線の解約から3カ月、もしくは90日を過ぎるとSIMロック解除ができなくなるため、早めに手続きしておいたほうがよさそうだ。

他社の端末や他社のSIMカードと組み合わせた場合の動作に関しては、各キャリアとも「音声通話、データ通信を含め一切の保証をしていない」という回答。実際の使用も難しそうだ。ただ、各社ともパソコンなどのブラウザーで使えるウェブメールサービスを提供している。

現状のままでは端末価格はそれほど変わらない。だが、対応周波数帯などの課題が解決され端末と回線を自由に選べるようになると、継続利用を前提とした割引施策がなくなり、端末はほぼ定価で売られるようになるとみられる。

(日経トレンディ 佐々木淳之)

[日経トレンディ2015年8月号の記事を再構成]

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