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今買うならどっち Win対Mac、徹底比較 Windows vs Mac(上)

2015/6/15

日経パソコン

マイクロソフトのWindowsとアップルのMacの比較は、昔から論争の種になってきた。一時期はMacのシェアは大きく落ち込んだが、最近では若年層を中心に人気を博しており、シェアも回復傾向にある。今回は、両者の良さを比べつつ、独自の視点でどちらが優れているかを考えていく。パソコン選びの参考にもなるはずだ。(ライター 戸田覚

ここ数年、パソコンの売れ行きはほぼ横ばいだが、2015年は消費税率アップの影響もあり販売状況があまり芳しくない。

そんな中で目立っているのがMacだ。都心部では、街中でMacを使う人をよく見かける。映画やドラマなどでもMacを使っているシーンが少なくない。2014年秋、ある大手企業に取材した際には、「新入社員に『WindowsとMacで好きな方を選びなさい』と言うと、全員がMacを選択します」という話をも聞いた。特に若年層にはMacの人気が大変に高いようだ。

どちらのOS(基本ソフト)が好きか嫌いか、どちらが優れているかという昔ながらの議論はさておき、この連載では、両者の“強さ”の比較を楽しんでいただきたい。

WindowsとMacの最新モデルは、一見あまり変わらないように思えるが、子細に比べると違いは大きい(図1)。Windowsユーザーとしては、ライバルともいえるMacを理解することで、Windowsの良さも見えてくるに違いない。

図1 Windows搭載パソコンとMac

【検証1】 Macがよく売れているというのはホント?

パソコン全体の売れ行きは厳しいが、Macはさほど影響を受けていない。実は、2014年のパソコン総出荷台数は、前年比で1.5%減。2010年に出荷のピークを迎えてから、微減と微増を繰り返しつつ、ここ5年ほどは横ばいで推移している。図2は、IDC Japanが発表している2014年のクライアントパソコンの市場実績だ。クライアントパソコンとは、普通のパソコンと考えてよい。

図2 IDC Japanの調査では、アップルは出荷台数ベースで6位につけている。順調に成長していることも見逃せない(出典:IDC Japan、2015年2月)

上の棒グラフは各社のシェアを示している。オレンジが2013年で、青が2014年のシェア。アップルがシェアを伸ばしていることが分かる。下の棒グラフはシェアの伸びを示したものだ。ASUS JAPANや日本エイサーといった格安パソコンを手がけるメーカーを除くと、上位メーカーが微増、微減の中で、アップルは健闘しているといえるだろう。ASUSの伸びが目立つが、そもそも出荷台数が多くないので、割合としては大きく伸びやすい。

図3は、調査会社BCNの売れ行きランキングだ。このタイミングでは東芝が1台もランクインせず、レノボ・ジャパンも1台しか入っていない。アップルの堅調さがうかがえる。BCN総研 アナリストの森英二氏は、次のように分析する。

「このところのパソコン市場全体は厳しい状況が続いている。アップルのデスクトップ販売も減少した月はあるが、他のメーカーよりマイナス幅は小さい。2014年10月以降は、前年同月比でほぼ2桁増を維持している。一方、ノートパソコンでは、アップルはほぼ横ばいで推移。2013年11月以降、15カ月連続で前年を上回っている」。

図3 調査会社BCNによる家電量販店の売れ行きランキングデータ。デスクトップ、ノートともにアップルが上位に顔を出している

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