ジェスチャーだけで家電操る「魔法の指輪」究極の逸品(5)

日経トレンディ

このモノがあふれている時代。単にスペックが優れていたり、安いだけではヒットは望めない。そうしたなか、独自のアイデアや技術を武器に、消費者の心をつかんでいる製品が数多く登場している。日経トレンディ編集部が家電やデジタル機器、日用品などから厳選した「究極の逸品」から、アイデアが光る製品を紹介する。最終回は、ジェスチャーで家電を操作できる指輪型ウエアラブル端末「Ring」を取り上げる。

“魔法の指輪”と評されるウエアラブル端末がある。ログバーの「Ring」だ。ジェスチャーでスマートフォン(スマホ)や対応する家電を操作できる指輪型の端末である。

iPhoneなどのiOS端末と、アンドロイド端末に対応(左)。機能はアプリ内の「ストア」で追加する。右は、専用台に置いて充電しているところ。1回の充電で2、3日程度駆動する。サイズは4タイプ。重さは14~20g(サイズにより異なる)

無線通信のBluetooth(ブルートゥース)でスマホと接続し、指にはめて空中に絵文字を描くジェスチャーをすると、内蔵する加速度・角速度センサーが動きを検知。決められた絵文字に対応し、スマホがアクションを起こす。

スマホのカメラや音楽プレーヤーの操作、音量調節、フェイスブックやツイッターへの投稿など、20種類以上の機能を利用できる。

位置情報を簡単に記録

なかでも便利なのが、位置情報の保存機能(チェックイン)。例えば、気になる店を見つけた際、その場で指を振れば位置情報を記録でき、後から簡単に見返せる。行動記録(ライフログ)を残すのに活用できそうだ。

また、フィリップス エレクトロニクス ジャパンのスマホ連動LED(発光ダイオード)「Philips hue」と組み合わせれば、指を振るだけで照明を点灯・消灯できるなど、“未来的”な使い方も可能だ。

スマホ経由でLED照明のPhilips hueをコントロール(左)。点灯・消灯に加え、色の変更もできる。カメラを起動後、タッチセンサーをタップして撮影する(右)
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指を毎回正確に動かすのは難しい
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