月1000円以下の格安SIM 「制限」知り賢く選ぶローコスト・スマホ快適生活への道(上)

日経PC21

スマートフォン(スマホ)の料金を劇的に下げられる格安SIMが人気を博している。大手携帯電話会社とほぼ同容量のLTE通信を、格安スマホなら月900円程度から利用できるからだ。ただし格安SIMには使い方に制限もある。選び方や使い方のコツを3回に分けて紹介しよう。今回は格安SIMの種類や料金プランについて解説する。(注:価格や通信料金は2014年12月初旬時点のもの)
図1 格安SIMは、さまざまなパッケージが販売されており、どれを買っていいのか迷いがち。まずは格安SIM の基本を身に付け、自分に合ったSIMを選べるようにしよう。ここでは、4つのステップに分けて選び方を解説する

格安SIMは、プロバイダーや家電量販店などが販売しており、サービス内容は多岐にわたる。予備知識なしで店頭に行っても、どれにすればいいのか迷う人が多いはず。そこで、まずは自分に合った格安SIMを選ぶために役立つ基礎知識を、4つのステップに分けて紹介する(図1)。

ステップ1では、格安SIMのパッケージの種類を理解しよう(図2)。月額コストを抑えたいなら、データ通信だけを利用できる「データ専用」を選ぶ。これが最も安価だ。タブレットやモバイルルーターで使う場合も、データ専用が選択肢となる。LINEの利用登録をしたいなら、「SMS付き」を選ぶと認証が簡単だ。

「音声通話付き」はスマホ用で、MNP(モバイルナンバーポータビリティー)を利用して今までの090/080/070で始まる電話番号を引き継げる。データ専用の「プリペイド」は、チャージした分だけ通信できる使い切りタイプだ。

データ専用、SMS付き、音声通話付きの中では、音声通話付きが最も高機能。データ通信、SMS、090/080/070番号での音声通話を含む“全部入り”だ(図3)。ただし、その分月額コストは、データ専用やSMS付きと比べて若干割高になる。

次はSIMのサイズだ。標準、マイクロ、ナノの3種類があり、端末ごとに挿入できるサイズが決まっている(図4)。iPhoneの場合は、ナノを買えばよい。アンドロイド端末の場合は、マイクロとナノの両方があるので、事前にどちらなのかをチェックして購入時に間違えないようにしよう。

[左]図2 データ専用のほかに、ショートメッセージが使えるSMS付き、音声通話付きなどのパッケージがあり、用途ごとに選べる。プリペイドは、初めて格安SIMを使うときのお試し用に向いている。プリペイドからデータ専用などに途中で変更できるものもある [右上]図3 データ専用は、データ通信のみを利用でき、SMS付きはデータ通信とSMSの両方を利用できる。音声通話付きSIMは、090/080/070番号での音声通話、データ通信、SMSの3つを利用できる [右下]図4 SIMカードのサイズは3種類。端末によって利用できるSIMのサイズが決まっている。アンドロイド端末の多くがマイクロSIM、iPhoneはナノSIMを使う
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