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デビュー2年で武道館 女子アイドル業界、異変あり 日経エンタテインメント!

2014/12/15

ライブ規模やCD売上枚数など数字の面で、頂点を打ったかに見えるアイドルシーン。2014年はアイドルの握手会が、暴漢に襲撃されるという事件も起こり、市場の先行きが心配された局面もあった。トップクラスのグループが安定飛行に入る一方、新たに活躍するグループは増加し、裾野は確実に広がっている。ブームからのひとつのジャンルとして定着するため必要な取り組みとは…。女子アイドルの最新動向を探った。

2014年3月、AKB48とももいろクローバーZが、常設会場の最高峰とも言える国立競技場公演を実現。ライブ規模が最大限に拡大し頂点を極めたことで、ある種の一服感がアイドルシーン全体に漂った。

実際、AKB48のシングルの初週の売上枚数を見てみると、初めて100万枚を超えた2011年以降、年間5枚の平均枚数は上昇を続け、昨年は約127万枚を記録。しかし、2014年10月までに発売された3枚の平均枚数は125万枚と、初めて前年割れで推移している。

■これまではアイドルブームではなく「AKB48ブーム」

2014年6月にAKB48の握手会でメンバー襲撃事件が起こったことで、女子アイドルシーン全体の雰囲気が暗くなり、夏のイベントシーズンを前にブームの終焉を危惧する声もあった。

しかしフタを開けてみると、2014年7月の「アイドル横丁夏まつり!!」や同年8月の「TOKYO IDOL FESTIVAL2014」が過去最高動員を記録。2014年に始まった「@JAM EXPO」も約1万1000人の観客を集めた。

「アイドルは、ブームからジャンルのひとつとして定着しつつある」と指摘する関係者は多い。2009年にAKB48がブレイクして以降、次々とそれに続くグループが現われた。当時は「アイドル戦国時代」とも呼ばれたが、「実際はアイドルブームではなくAKB48ブームだった」とある関係者は話す。

しかし最近になって、本当の意味で、裾野の広がりが出始めた。それは様々な数字にも表れている。

■チャートとライブで新顔続々、2年以内で武道館公演

例えば、オリコン週間シングルチャートのトップ10に入ったアイドルを数えてみると、2013年から2014年にかけてAKB48グループ以外のユニットが着実に増加している。最近はメジャーデビュー組だけでなく、ライブを中心に活動するインディーズのグループがトップ10入りする例も珍しくない。

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