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デジタル手書きノート、クラウド保存で紛失知らず

2014/12/7

日経トレンディ

タブレット端末の登場とともにさまざまな取り組みが行われてきた「デジタルメモ」。液晶画面に書き込むタイプや、ペンと専用のセンサーで筆跡をトレースするタイプなど、多くの製品が登場してきた。そこで今回は、手書きのメモをデジタル化するだけでなく、クラウド上に保存もできるデジタルメモパッドを取り上げる。

キングジムの「Boogie Board」は、米ケントディスプレイが開発した電子メモパッド。2010年に発売された最初の製品は、画面上にメモを書いて消すだけで保存などは一切できなかった。

2014年4月に発売された「Boogie Board SYNC 9.7」はiOS機器やパソコン、Macintoshなどと連係し、メモの保存ができるほか、クラウドメモサービスのEvernoteにも対応している。

対してコクヨS&Tの「CamiApp S」は、本体に専用のメモノートを取り付けて利用する製品。先端にセンサーを内蔵した専用ペンでノートにメモを記述すればその筆跡を記録し、専用アプリを介することでクラウドサービスに保存できる仕組みだ。

キングジムのBoogie Board SYNC 9.7は、「コレステリック液晶」を採用するのが特徴。「erase」ボタンを押さない限り、電源を落としても記述した内容が消えない。コクヨは本体に専用のメモパッドを貼り付けて使う。付属の専用ペンの先端に入ったセンサーを本体が認識して、記述内容を記録する仕組みだ

■メモを自動でスマホやクラウドに転送

キングジムの特徴は書き味の良さだ。一般的なタブレットでペンを使ったときのような硬質感がなく、紙に書いている感覚に非常に近い。反応が遅れたり、ペン先がずれるといったこともない。「表面のフィルムとスタイラスの相性の良さが、この書き味を実現している」(キングジム)という。

文具メーカーであるコクヨは、紙のノートからのアプローチだ。スマートフォン(スマホ)のカメラでメモを撮影すればデジタル保存できるノート「CamiApp」を2011年に発売したが、これは思ったより定着しなかったという。メモを書いてもスマホでの撮影を後回しにしてしまい、結局保存しないためだ。

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