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ネット配信、黒字化の先へ 「放送外」に走るテレビ局 日経エンタテインメント!

2014/12/11

【新戦略2:ネット配信】動画配信ビジネスは「定額制」「無料」の第2幕へ

2014年4月、定額制見放題サービスのHulu日本事業を買収した日本テレビ。地上波、BS、CSに続く第4の柱となるメディアに育てようともくろむ。日本テレビが運営することでHuluはどう変わるのか。日本テレビインターネット事業局長でHulu日本法人会長の於保浩之氏に聞いた。

■日本テレビはHuluで定額制のスタンダードを狙う

【於保氏】 Huluは、PC、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機など、対応するデバイスが圧倒的に多いのが特徴。朝、家のApple TVで見たドラマの続きを、通勤電車のなかでスマホで見るといった楽しみ方もできる。ユーザーは20代後半~30代が中心ですが、こうした機能もあって、とにかくアクティブ率が高いですね。

約1万5000本ある作品のうち、注目度が高いのは海外ドラマ。人気の『アンダー・ザ・ドーム』シーズン2は、本国での放送の1カ月後など、いかに時間を空けずに配信するかにこだわっています。

日本テレビが手がけるようになって、日本のコンテンツも拡充。『それいけ!アンパンマン』や『妖怪ウォッチ』などのキッズ向け作品をスタートしたり、最近はバンダイチャンネルと契約し、『機動戦士ガンダムSEED』HDリマスター版などが加わりました。

地上波の番組との連動も始めました。『世界の果てまでイッテQ!』は「世界の珍獣/絶景ベスト3」というスピンオフコンテンツを作り、2014年は8月、9月と毎週1本ずつ配信。『ネリさまぁ~ず』(2014年10月で放送終了)では、先行配信にもトライしました。今後は、オリジナルのドラマ制作などにもチャレンジしたいですね。

Huluのような定額制の先には、無料配信も出てくるでしょう。放送後一定期間は広告付き無料配信をしてアーカイブは有料にする、あるいはバラエティーは広告付き、ドラマは有料とジャンルで分けるなど、いろんな方法が考えられる。日本テレビのサイトでは『有吉反省会』など、放送終了後1週間無料で配信するキャンペーンを実施中。将来への準備は進めています。(談)

Hulu。約1万5000本ある作品が月額933円で見放題。洋画、邦画、海外ドラマ、国内ドラマ、アニメなど、あらゆるジャンルがそろう。視聴履歴や作品の評価、リストやおすすめなどの便利なツールも満載

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