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スター・ウォーズほか続々 到来、洋画シリーズ大豊作 日経エンタテインメント!

2014/12/1

 2014年末から2015年にかけて、洋画市場はシリーズものが豊作だ。日本公開未定の作品も含めると、約30作が控えている(2014年9月20日現在)。ハリウッドを代表する名作も多く、新作『スター・ウォーズ(SW) エピソード7』は、公開は2015年末の予定ながら、既にそれ次以降のエピソードの行方も話題に。

 そのほか、1993年以降、日本に恐竜ブームを呼んだ『ジュラシック・パーク』の新作や、シュワルツェネッガーが1984年に演じて以降、はまり役となった『ターミネーター』の新作で、本人がカムバックするなど、今後、シリーズものの話題でハリウッドは持ちきりになりそうだ。

■高確率で当たる投資先

 誰もが知るビッグタイトルの新作がここに来て並んだ背景には、流行の移り変わりがますます速くなり何がヒットするのか読みづらい時代だからこそ、高確率で当たる作品に投資したいという各映画会社の思惑がある。映画を企画してから完成するまでは、年単位の時間がかかる。その点、ビッグタイトルなら公開時まで人気の持続が見込める。未知の新作に比べれば、ヒット実績のある作品の続編のほうが手堅い。

 また、観客をより多く劇場に呼ぶためには、老若男女、幅広い属性が楽しめる内容が好ましい。この点でも、『ミッション:インポッシブル』といった主役が幅広い世代に認知・支持され、来場者がクオリティーに一定の“安心感”を抱いているシリーズものは、映画会社にとって幅広い層への訴求、売り上げの増大を期待できる。

 ただし、顧客の期待度や安心度の高さに甘んじて新規性を失うと、マンネリ化する危険がある。そこで、『マッド・マックス』の新作では主演はメル・ギブソンから、『インセプション』や『ダークナイト ライジング』で一躍スターになった若手トム・ハーディに代わり、『テッド』の続編では、ヒロインに人気のアマンダ・セイフライトを据えるなど、若返りも図っている。

 こうしたシリーズブームは、過去作のパッケージ商品の市場にも刺激を与えるだろう。新旧合わせたシリーズ全体で、2015年の洋画界は盛り上がりを見せそうだ。その中から、今回は注目度の高い3本を見ていこう。

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