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今、京都で泊まるなら「町家一棟貸し」が面白い

2014/10/6

ここ数年、京都では町家を再生した旅館や滞在施設が急増している。なかでも一棟を丸ごと貸し切るスタイルは、まるで京都に暮らしているかのように過ごせると人気。料金も1人当たり1泊1万~2万円台からと意外に手ごろだ。

■鴨川の眺めを独占する、くつろぎの高級町家

町家一棟貸しの先駆け的存在が「庵(いおり) 町家ステイ」。京都市中心部の好立地に11軒を展開する高級町家専門の滞在施設だ。「伝統的な空間を、椅子やベッドの生活に慣れた現代人が心地よいと感じる施設に再生しています」(庵 町家ステイ代表の三浦充博さん)。床の間のある座敷、坪庭や格子戸など和の美意識を残しているところが、無機質なホテルステイに慣れた旅行客には新鮮だ。

「庵 和泉屋町 町家」には鴨川に面した和室にはテラスもあって、日光浴や読書、夕涼みなども楽しめる(写真=大腰和則、以下同)
リビングには、モダンな椅子やテーブルが(上の写真2、以下同)。日本画とのコントラストが絶妙。香り高い檜の湯船。風呂場に隣接する洗面所も広々として使いよい(同3)

庵のオフィスでチェックインし、鍵を受け取ったら過ごし方は自由。鴨川に面した「和泉屋町 町家」なら、夜は祇園へ食事に出かけるのにも便利だが、近くの料理店に仕出しを頼むのもいい。向こう岸の灯を眺めながら、部屋でゆっくりと食事を楽しめる。

庵 町家ステイでは仕出しサービスが充実し、老舗料亭の懐石から手ごろな弁当まで豊富な選択肢がある。朝は、祇園の有名フレンチ「おくむら」が展開するパン店「オレノパン」の朝食などを届けてもらえる。前もってシャンパンやワインを送っておけば、部屋の冷蔵庫で冷やしておくサービスまで行う。

有名高級ホテルの2倍近い広々とした空間を独占でき、それでいてサービスはホテルや旅館に見劣りしない。町家そのものを優雅に楽しみたい人には最適な施設だ。

京都に到着したら、庵オフィスでチェックイン。施設について説明を受ける(上の写真1)。部屋には簡易キッチンもあり、錦市場などでつまみや朝食を買ってきて味わうのもお薦め(同2)。仕出しを注文すると、店で使われる器で料理を運んでくれる(同3)。「オレノパン」の朝食は、1人分2060円。ほかに和食も。3日前までに要予約(同4)
【DATA】「庵 和泉屋町 町家」。京都市下京区木屋町通仏光寺下ル 阪急河原町駅から徒歩10分。Tel:075・352・0211(庵オフィス)。チェックイン16時・チェックアウト11時。定員6人。2人利用時の1人分料金2万3000円~(税・サ込)、4人利用時の1人分料金1万6500円~(税・サ込)

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