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バリバリ働く女性、結婚に期待しすぎないのが吉

2014/9/30

日経ウーマンオンライン

「これでよかったのだろうか」「自分の人生は間違っていたのでないか」。30代後半あたりからやってくる心の揺れ動きが、ミッドライフクライシスです。そのミッドライフクライシスを乗り切る方法は、それまでの「自分らしさ」を改めて問い直すことだと、広島大学教授の岡本祐子さんは言います。中年まで時間がある人にこそ知って欲しいミッドライフクライシスについて、その乗り越え方を含めてナビゲートします。

■女性も両方持っている男性性と女性性

「価値観が揺らいだ時、人はそれまでの人生を振り返り、『自分らしさ』を問い直すことになります。その過程で自分らしさを組み替えるという、『アイデンティティの再体制化』ができると、心の危機は収まるのです」

「自分らしさ」をうまく組み替え・立て直すことができた人はさまざまな変容を見せる、と岡本さんは言います。自分にとって一番大切なことは何かがわかったり、今の自分にとっての「私らしさ」を見つけたり。また、社会とつながる活動をしたり、自分の人生や打ち込んでいるものに意味を見いだすことができるそう。

つまり、ミッドライフクライシスにしっかり向き合うことは、バージョンアップした自分になることなのです。それと同時に、自分らしさを組み変え・立て直すことで、その後の人生を主体的に選ぶことにもなります。

それまでの「自分らしさ」から、新たな「自分らしさ」を組み替え・立て直す時のポイントの一つが、「男性性と女性性」だと言います。

「心理学者のダニエル・レビンソンは、著書『ライフサイクルの心理学』で、ミッドライフクライシスは男性性と女性性の均衡が入れ替わるタイミングだと言っています。ここで言う男性性はリーダーシップを発揮して組織を率いたりする特質を、女性性は子どもを育てるといった特質を指します。心理学では、男性だから100%男性的、女性だから100%女性的とはとらえません。男性の中にも女性性があり、女性の中にも男性性があります。昔ほどではないにしろ、人生の前半では男性はバリバリ仕事をするといった男性性を、女性は子どもを産み育てると言った女性性を求められる傾向にあります。しかし、男性も中年に差し掛かると、自分が全面に出て活躍するより、部下を育てるという欲求が出てきやすくなったりします。また、子育て中心の生活をしていた女性も、中年にさしかかると、社会の中で自分らしさを発揮したいという欲求が出てくるというわけです」

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