接待復活 交際費増え、芸者さんフル稼働

秘書に調査「予算が増え、店選びが楽に」

接待で高級飲食店を利用する企業側の意識はどう変わったのか。日経MJは、ぐるなびの協力を得て8月中旬、全国の企業などに勤める社長・重役秘書327人を対象に上司の接待についてアンケート調査を実施した。

今年度に入って「上司が接待を行った」と回答した秘書は全体の96%。そのうち月間の接待回数は「1~3回」が48%と多かったが、「4~6回」も27%と多く、「7~9回」「10~14回」もぞれぞれ10%いた。昨年度と比べて接待の回数が「増えた(やや増えた)」と回答したのは20%と「減った(やや減った)」の14%を上回った。

「接待1回につき1人当たりいくら使っているか」という質問に対しては「1万円以上2万円未満」が最も多く45%。次いで「5千円以上1万円未満」が25%で昨年度と比べると2ポイントほど低下。一方「2万円以上3万円未満」は18%と3ポイントほど上昇した。昨年度と比べた接待の金額は「増えた(やや増えた)」が14%と「減った(やや減った)」の4%を上回った。

多くの秘書が「昨年よりも会食1件あたりに掛けられる予算が増え、お店選びが楽になった」(製造業の社長秘書)と感じている。「新しい得意先との会食が増え、接待の頻度が増した」(IT・情報通信業の会長秘書)という声もあった。

エヌピーディー・ジャパン(東京・港、サンプル数は月間約1万件)によると、今年4~6月の全国の接待回数(取引先との食事回数)は1~3月と比べほぼ横ばい。ただ地域別に見ると首都圏が3%増、京阪神圏が5%増と伸びる一方、中部・北陸圏は2%減。接待消費は大都市圏を中心に盛り上がっている。

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