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人気再燃、新日本プロレス 親会社交代で売り上げ倍増 日経エンタテインメント!

2014/9/18

今、新日本プロレスが盛り上がっている。2014年1月4日に開かれた東京ドームでの興行は、満員の3万5000人に膨れあがり、都内での試合はもちろん、地方でもチケットの売り切れが相次いでいる。テレビにおいても、バラエティーやクイズ番組で、新日本の選手を目にする機会が増えている。

新日本プロレスは2014年で創設42年目。アントニオ猪木が立ち上げ、長州力や武藤敬司、蝶野正洋といった数々のヒーローを生んできた。しかしPRIDEやK-1といった格闘技人気にも押され、2000年代は人気が低迷。オーナー会社も移り変わり、2012年には『カードファイト!!ヴァンガード』などのカードゲーム事業で有名なブシロードが親会社となった。

イケメン選手が増え、コスチュームも派手になった。「100年に1人の逸材」と言われる新日本のエース棚橋弘至(写真右)と、ライバル関係にある、プロレス界に金の雨を降らす男「レインメーカー」オカダ・カズチカ(同左)

■徹底した宣伝戦略を展開、観戦方法も多角的に

G1 CLIMAXは「真夏の祭典」と言われる、シングルマッチリーグ戦。2014年8月10日の決勝は規模を拡大して西武ドームで開催された

オーナーチェンジ後、新日本プロレスは変わった。最初の改革は徹底した宣伝戦略だった。テレビCMや雑誌広告を増やし、時には山手線をジャックした宣伝車両を走らせた。2012年度の広告費は1億~2億円とも言われ、以前とは桁の違う額が投入された。企業とのコラボも積極的に行い、2014年夏はCoCo壱番屋でオリジナルメニューを出したり、ファッションビルで有名な109メンズのCMにも人気選手が出演した。また情報発信のためツイッターを推奨し、今やアカウントを持つ選手は20人を超えている。

こうした戦略は、親会社のブシロードが培ってきたものだと手塚要社長は語る。「エンターテインメントの世界において、我々が常に実践してきたのはとにかく宣伝に力を入れること。『はやっている感』を打ち出すことが、とても大事なんです」。この作戦は流行に敏感な女性も動かした。若いイケメン選手の売り出しも功を奏し、今やファンの3割は女性が占める。

109メンズとのコラボでは、各選手がブランド物の服を身にまとい宣伝。渋谷でトークイベントも開催された

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