同一シリーズでも速度が違う 書き込みでは5倍差もUSBメモリーの選び方(下)

日経PC21

最も手軽な記憶媒体として利用価値が高いUSBメモリー。実は、同じメーカーの同一シリーズでも、容量によって読み書き速度が大きく異なる。また、内部のフラッシュメモリーが劣化すると書き込みができなくなるなど、使い方によっては注意も必要だ。USBメモリーの選び方と使い方の基本を解説しよう。

USBメモリーは、同じメーカーの同一シリーズでも、容量違いで複数のモデルがラインアップされている。見た目は変わらないため、容量以外の違いはないように見える。ところが、容量によって速度も大きく変わってしまう。一般に大容量モデルは小容量モデルより高速に読み書きできることを知っておこう。

ソニーの「ポケットビット USM-QX」シリーズを例に、容量と速度の関係を調べた(図1)。容量は8ギガ、16ギガ、32ギガ、64ギガ、128ギガバイトの5種類。ベンチマークソフトによるテストでは、最も容量が少ない8ギガモデルが最も低速で、64ギガと128ギガが一番速かった。

図1 容量による速度の違いを調べるため、ソニーの「ポケットビットUSM-QX」シリーズの8G/16G/32G/64G/128GBの速度を測定した

特に書き込み速度では大差がついた。8ギガモデルは25メガバイト/秒しか出ないのに対し、64ギガと128ギガは約6倍の156メガ~157メガバイト/秒にも達する(図2)。

図2 ベンチマークソフトで上記5製品の順次読み出しと順次書き込みの速度を測定し、比較した。同じシリーズのUSBメモリーでも、容量が大きいほうが高速になる傾向がある。ただし、64GBで頭打ちになる
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