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お盆の「高速渋滞」回避法、今年の傾向と対策は? 編集委員 小林明

2014/8/8

高速道路の渋滞を避ける方法はあるのか

お盆の帰省シーズンが近づいてきた。夏季休暇を取り、帰省したり、レジャーに出かけたりする読者も多いと思うが、今年の高速道路の渋滞予測はどうなっているのだろうか? そこで高速道路の渋滞を回避するための今年の傾向と対策について細かく紹介するとともに、「渋滞学」の権威である東京大学教授の西成活裕さんに渋滞の基礎知識や最新情報を解説してもらった。

■「8月13~15日の曜日」で渋滞予測

毎年、お盆の前になると、東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、本州四国連絡高速道路など高速道路各社が渋滞予測を発表する。こうした渋滞予測はどのようにして予測するのだろうか?

「基本はお盆の8月13~15日が何曜日に当たるのかを考慮し、人々が会社や仕事をどのように休むかを想定しながら混雑具合を予測します。過去の実績データから似た日並びの年を参考にするとほぼ正確に予測できます」(中日本高速道路)という。不測の事故や災害などが起きない限り、渋滞の起きる場所や日時、規模が予測できるというわけだ。

では今年のお盆の渋滞の特徴を、昨年の予測と比べながら読み取ってみよう。

■今年は後半に集中、「下り13日、上り16日」に注意

今年の8月13~15日は水、木、金曜日に当たる。

つまり、カレンダー上で休暇の取り方を考えると9、10日の土、日曜日の「前半」(2日間)と、13~17日の水、木、金、土、日曜日の「後半」(5日間)の2つのかたまりに分かれると考えられる。

「このことから、渋滞はより長い休みとなる後半に集中し、下りは後半の初日の13日がピーク、上りは最終日の前日の16日がピークになると予測できる。前半にも渋滞の小さなピークはあるが、後半のピークの方がより多い」(中日本高速道路)ということになりそうだ。

「13日に出かけて16日に戻る」という予定の人はより長い渋滞に巻き込まれる恐れが大きいので注意が必要だ。

■昨年は「下り10日」に渋滞が集中

参考までに、昨年のお盆の渋滞予測と比較してみよう。昨年の8月13~15日は火、水、木曜日だった。

カレンダー上で休暇の取り方を考えると、12日の月曜日を休んで10~15日を連休にする場合と、さらに16日の金曜日も休んで10~18日を連休にする場合とに大きく分かれると予測。

「そのため、下りの渋滞は10日の土曜日がピーク、上りの渋滞は15日の木曜日がピークになり、特に下りの渋滞が10日に集中する恐れがあると予測。実際に東名高速の秦野中井IC付近では45キロもの長い渋滞が発生した」(中日本高速道路)という。

こうして昨年と比べると、今年の渋滞は後半に休んで移動する人が多く、日並びから考えても、下りは13日、上りは16日に集中する傾向があるようだ。

これが今年の大まかな特徴である。

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