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毎月のホルモンの「波」 基礎体温で確認しよう 女性ホルモンの学校(2)

2014/8/8

日経ヘルス

月経、妊娠・出産、病気予防、女性らしさ……。思春期から更年期まで、40年以上にわたって女性の体に深くかかわる「女性ホルモン」。このホルモンの働き、実力、付き合い方について、3回連載でとことん紹介します。2回目の今回は基礎体温。自分のリズムを知ることが大切です。

最近、月経が不安定、周期が乱れる、妊娠でもないのに月経が来ない……。不調があっても、いきなり婦人科には行きづらいという人も多いだろう。

(イラスト:もり谷ゆみ)

「そんなときは基礎体温をつけながら様子を見るといい。2カ月ほどしても症状が改善しないなら、基礎体温表を持って婦人科を受診して」と東邦大学医療センター大森病院産婦人科の片桐由起子准教授。

基礎体温は朝目覚めた後、最も安静な状態で測る体温のこと。女性の体は月経周期に応じて「低温期」と「高温期」の2相に分かれている。この体温変動をもたらすのが女性ホルモン。だから、基礎体温をつけていれば、女性ホルモンの波が正常かどうかが分かるわけだ。

「月経があるから大丈夫と思っていても、いざ基礎体温をつけてみたら排卵していなかったり、排卵していても妊娠しづらい状態だったりということも。測り忘れが多少あってもかまわないから、まずは数カ月、測定してみるといい」と三宅婦人科内科医院の三宅侃院長。

次の3パターンは「正常」「黄体機能不全」「無月経」の基礎体温グラフ。あなたのリズムはどれに近い?

●無月経(無排卵): 低温期だけが続き、高温期がない。月経はあっても排卵がない状態。排卵がないとプロゲステロンが分泌されないので、体温が上がらない。この状態では妊娠できない。

●黄体機能不全: 排卵はあるが、体温を上げるプロゲステロンの分泌が不十分なため、高温期が10日以内と短い。子宮内膜が十分厚くならないので、受精卵が着床しにくく、妊娠しづらい。

●正常: エストロゲンが増える低温期が約2週間。その後、排卵を挟んでプロゲステロンが増える高温期が約2週間。低温期と高温期の温度差は0.3度以上。これが正常なパターン。

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