2021/8/12

冷蔵庫の開閉を減らす

冷蔵庫を開けて冷蔵庫内の冷気が逃げ、室内の温かい空気が入ってしまうと、再び温度を下げようとして電力を消費してしまいます。そのため冷蔵庫の開閉回数を少なくすること、開閉時間を短くすることが節電につながります。

・冷たい飲み物は水筒に移す

夏は冷たいものを飲むために冷蔵庫を何度も開閉してしまいます。これを避けるには、家の中にいる場合でも保冷機能付きの水筒を利用するのがおすすめです。朝、1日に飲む分の冷たい飲み物を水筒に移しておけば、飲み物のための開閉は1回で済みます。家族が複数人いる場合は、人数分の水筒を用意すると効果も大きくでます。

・グループ収納にする

冷蔵庫から目的のものを取り出すとき、開けてすぐに見つからないと、長い時間扉を開けていることになります。冷蔵庫に収納する際、カゴなどを利用して同じ用途のものをまとめておきましょう。冷蔵庫内での置き場を固定すれば、探す必要もなくなります。

ドレッシングのカゴ、中華調味料のカゴ、洋朝食に使うもののカゴ、和朝食に使うもののカゴなどに分けてまとめておきます。カゴごと取り出しカゴごと戻せば開閉時間が少なくなります。また冷蔵庫内の汚れ防止にもなるのでおすすめです。

冷蔵庫内に入れる量と場所に気をつける

・冷蔵室は7~8割

冷蔵室に食材をいっぱいに入れてしまうと冷気の周りが悪くなり、なかなか冷えず、余計に電力を消費してしまいます。冷蔵室に入れるのは7~8割まで。また冷気の吹き出し口の前には物を置かないようにします。

・冷凍室は9割以上

冷凍室は冷蔵室と違い、ぎゅうぎゅうに詰め込んでおくと食材同士が冷やしあうため、効率的に冷えるようになります。すべてを食材にしなくても、保冷剤を間に挟んでおくのもおすすめです。保冷剤があれば、落雷などで停電になったときも長時間冷たい状態を維持することができます。

また夏場の熱中症で体温を下げたいときなど、保冷剤をタオルで包んで利用できます。常備しておくといざというときに便利です。

今回ご紹介したように、冷蔵庫のしくみを理解して対策をすれば、無駄に電力を消費しない使い方ができます。この夏はぜひお試しください。

矢野 きくの(やの・きくの)
家事アドバイザー・節約アドバイザー。明治大学卒。女性専門のキャリアコンサルタントを経て現職に。家事の効率化、家庭の省エネなどを専門にテレビ、雑誌、講演などで活動。著書:「シンプルライフの節約リスト」(講談社)他 オフィシャルサイト https://yanokikuno.jp

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