日経PC21

「クイックアクセス」を理解する

最後に、エクスプローラーの起動時に表示される「クイックアクセス」という画面について説明しよう(図13)。

図13 「クイックアクセス」の上部には「よく使用するフォルダー」(1)、下部には「最近使用したファイル」(2)が表示される。内容は使用状況に従い入れ替わるが、「ピン留め」されたフォルダーは固定で表示される(3)

ここには、「よく使用するフォルダー」と、「最近使用した(保存した)ファイル」が表示される。頻繁に使うフォルダーやファイルを素早く開く機能だ。不要な項目は、右クリックで表示されるメニューから削除できる(図14)。

図14 「クイックアクセス」にあるファイルやフォルダーを右クリックして(1)、表示されたメニューの「クイックアクセスから削除」を選ぶと(2)、そのアイコンがリストから消える。ファイルやフォルダーの本体は残る

また、フォルダーは「ピン留め」を行うことで表示を固定できる(図15)。ピン留めしたフォルダーは、タスクバーのエクスプローラーのアイコンを右クリックして表示されるメニュー(ジャンプリスト)でも固定表示となり、フォルダーを素早く開けて便利だ(図16)。

図15 自分の好きなフォルダーを「よく使用するフォルダー」に固定するには、フォルダーを右クリックして(1)、「クイックアクセスにピン留めする」を選ぶ(2)。同じ操作で「…からピン留めを外す」を選ぶとピン留めを解除できる
図16 「クイックアクセス」にピン留めしたフォルダーは(1)、タスクバーの「エクスプローラー」のアイコンを右クリックして(2)、表示されるメニューの「ピン留め」部分にも常に表示される(3)

クイックアクセスをあまり使わない場合は、エクスプローラー起動時に開くフォルダーを「PC」に変更してもよい(図17)。設定画面では、クイックアクセスの表示の制御や履歴の一括削除のほか、「既定値に戻す」でエクスプローラーの設定を初期状態に戻すことも可能だ。

図17 リボンの「表示」タブ→「オプション」(1)、もしくは、「ファイル」→「フォルダーと検索のオプションの変更」(2)で設定画面が開くので、「エクスプローラーで開く」を「PC」に変更し(3)、「OK」で設定完了(4)。「エクスプローラー」起動時に「PC」が開くようになる(5)。クイックアクセスの制御(6)や既定値に戻すことも可能(7)

(ライター 斎藤幾郎)

[日経PC21 2021年8月号掲載記事を再構成]