「Windows 10(ウィンドウズ10)」を使いこなしてスキルアップする技を紹介する連載の3回目。今回は画面下部の「タスクバー」と、その左端のボタンで開く「スタートメニュー」をより快適に使うための設定や操作の勘所を解説する。
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タスクバーとスタートメニューは、ウィンドウズ10の重要な基本機能だ。うまく使いこなせば、作業の開始やアプリの切り替え、情報の確認などを素早く快適に行える。
タスクバーには必要なアイコンだけを並べる
ウィンドウズ10の「タスクバー」には、「スタート」ボタンの隣に特殊な機能を呼び出すボタン類が3つ表示されている(図1)。パソコン内のファイルやウェブの検索をするための入力欄である「検索ボックス」、アシスタント機能「コルタナ」の呼び出しボタン、ウインドウの切り替えなどを行う「タスクビュー」の呼び出しボタンだ。

しかし、これらは役立つ場面が少ない。不要なものはタスクバーから取り除ける(図2)。「検索ボックス」をボタン表示にするだけで、タスクバーの空きスペースが大きく広がる(図3)。


通知領域のアイコンを整理
タスクバー右側の通知領域には、「電源」「ネットワーク」「音量」など、ウィンドウズの動作状況を示す「システムアイコン」が並ぶ。その左の「∧」ボタンをクリックすると、常駐アプリやドライバーなど隠れていたアイコンが表示される(図4)。

これらのアイコンは、設定画面で表示のオン/オフを切り替えることが可能(図5、図6)。システムアイコンは、「時計」(日時表示)や「入力インジケーター」(文字入力モードの表示)、「アクションセンター」などを含めて非表示にできる(図7)。


