防水生地を使用したソフトコンテナ

アウトドア用バッグや官公庁向けの災害対策用品を製造する福島県のキャニオンワークス。同社のオリジナルブランドであるCWFは、アウトドアでも自宅でも使える、ギア(道具)としてのバッグを展開している。
今回紹介する「オールウェザーコンテナ」もそのひとつで、キャンプ道具を入れたまま自宅で保管し、そのままキャンプ場へと持ち出せるソフトコンテナだ。ハードタイプのコンテナボックスと比べて部屋のインテリアになじみやすく、折りたたんでコンパクトに収納できる。
外装には、PVC(ポリ塩化ビニール)コーティングを施したターポリン生地を使用。柔軟だが丈夫で破れにくく、なにより耐水性が非常に高い。開口部のファスナーも止水仕様になっているため、完全防水ではないものの、多少の雨にさらされてもコンテナ内部に水が浸入する心配は少ない。
内部には取り付け位置を調整できるパッド入りの仕切りが2枚あり、収納物に合わせてコンテナ内を自由にレイアウトできる。また、外壁にもパッド入りの補強板を備え、キャンプ道具をしっかり保護。仕切りも補強板も取り外し可能だ。
CWFのPRを担当するモスコの川嶋義宜氏は、「2018年春の発売以来、ブランドを代表するプロダクトとして順調に売り上げを伸ばしている」と話す。道具へのこだわりが強い30~40代前後のキャンパーから支持されているという。


