缶詰に野菜や調味料を加えるだけ 充実のレシピ4選黒川博士の百聞は一缶にしかず(5)

2021/7/30

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火を使わず、野菜や調味料を足すだけで料理が作れるのは、調理済みの缶詰ならでは
火を使わず、野菜や調味料を足すだけで料理が作れるのは、調理済みの缶詰ならでは

連日猛暑が続いている。こう暑いと、台所にこもって料理をするのがおっくうになってくる。ましてや、火を使う調理なんて! そこで活用したいのが缶詰であります。中身は加熱調理済みだから、火を通す必要がなく、あとは他の食材や調味料を足すだけ。今回はそんな非加熱レシピと、それに合う缶詰4品を紹介したい。

まず一品目は「さばのショウガ焼き風定食」。暑い日でも、味の濃いものを食べたい時があるもので、例えば豚肉のショウガ焼きなどは、ご飯が進み体力が付きそうだ。

とはいえ、生鮮の豚肉を買ってきて焼くのは少々、面倒。そこで活用したいのがキョクヨーの「さばのグリル ジンジャーソース」だ。その味付けはまさに豚肉ショウガ焼きと同じで、ショウガの香りが食欲をそそる。甘辛い味もご飯を求めてやまない。

この缶詰の缶所(勘所の意)は、ジンジャーソースにニンジンも加えているところ。ニンジンは香味野菜なので、サバ特有の匂いがうまく抑えられている。

さばのショウガ焼き定食風

この缶詰をキャベツ、トマトと合わせ、ご飯を添えれば「さばのショウガ焼き定食風」の出来上がり。作り方は、キャベツの千切りとトマトを盛りつけ、サバの身を乗せる。上から缶汁のジンジャーソースを掛けるだけ。甘辛いサバでご飯が進むのはもちろん、ジンジャーソースが染みたキャベツもたまらない。