「arrows Be4 Plus」はコロナ禍での安心感を重視

2機種目は、やはりNTTドコモで販売されているFCNT(旧・富士通コネクテッドテクノロジーズ、神奈川県大和市)の「arrows Be4 Plus」である。公式オンラインショップでの価格が2万1780円と、やはり2万円台で購入できる。

低価格を実現できた理由はXperia Ace IIとほぼ同じだ。ディスプレーは5.6インチ、解像度HD+(1480×720ピクセル)と比較的小型で低解像度のものを採用。チップセットはクアルコムの低価格モデル向けとなる「Snapdragon 460」だ。カメラは1つ、通信も4Gだけと割り切っている。

FCNT製の「arrows Be4 Plus」も、機能・性能を抑えて2万円台を実現した

一方で、arrows Be4 Plusもスマホを「安心して利用できる」ことに力を入れている。ボディーは単に防水・防じんだけでなく、米国防総省が定めた「MIL規格」の23項目に準拠し、落としたときの画面割れなどにも強い耐衝撃性能を備えている。

米国防総省のMIL規格に準拠した強じんなボディーで安心して利用できることをアピールする

より注目されるのがコロナ禍の状況を意識した、清潔に利用できる機能だ。arrows Be4 Plusのボディーは、一般社団法人の抗菌製品技術協議会(SIAA)が認証した抗菌性能を備える。さらに泡タイプのハンドソープで洗うことやアルコール除菌もできる。

背面には指紋センサーを装備、マスクをしていても画面ロックの解除ができるのも安心感がある。画面ロック解除と同時に決済アプリなどを起動できる機能も備え、QRコード決済などを利用しやすくなっている。

マスクをしたまま通話をしている相手の声を聞き取りやすく補正する「マスク通話モード」も搭載している。

背面には指紋センサーを装備しておりマスクをした状態での画面ロック解除も可能。抗菌性能を備えているのも大きなポイントだ

Xperia Ace IIとarrows Be4 Plusはシニア層を中心としたスマホ初心者を主要ターゲットとしており、いずれも日常的に利用する機能を大きなボタンで呼び出しやすく表示するホーム画面を備えている。価格の安さに加え国内メーカー製という安心感が加わって、スマホ初心者に適したモデルといえそうだ。

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シャオミの2機種は大画面でコストパフォーマンス重視