東急ハンズおすすめ小物収納 持ち運び楽、机スッキリ
新型コロナウイルス禍で企業がニューノーマル(新常態)な働き方を模索する中、「オフィスが座席を自由にするフリーアドレス制になり、自分専用の机がなくなってしまった」という話をよく聞くようになった。好きな場所に座って仕事ができるメリットもあるが、問題は仕事の道具を卓上に置いたままにできないこと。パソコン(PC)や文房具などを、席を移るたびに持ち運ぶ必要がある。
一方、フリーランスや在宅勤務の人でも、テレワーク中にずっと座ったまま仕事、というわけにはいかない場合がある。テレビ会議の際には、家の中で静かな場所を求めて、パソコンを抱えて右往左往。マイク付きイヤホン、デスクライト、スマートフォン、タブレット、メモ用具など、抱えて移動するツールは日に日に増えている。
東急ハンズならではのこだわりを詰め込んだシリーズ
そんな人たちのために、文房具やパソコンなどを楽に持ち運べるさまざまな収納用品が登場している。今回は「東急ハンズ」のオリジナル商品からお薦めの3種類を紹介する。
「東急ハンズオリジナル商品」とは、「暮らしに寄り添うさまざまなアイテムに東急ハンズならではのこだわりを詰め込んだシリーズ。毎日をさらに楽しく、快適にする自慢の商品がそろっています」(東急ハンズ広報)
文房具をはじめ、フィットネス用品、キッチン用品、お弁当箱など、多くのジャンルのオリジナル商品があり、なかには既存のヒット商品をオリジナルカラーで展開した商品もある。
スマホやタブレットを立てられるスタンドにも
最初に紹介するのは「東急ハンズオリジナル スマ・スタ ワイド A5」(3993円、税込み、以下同)。8インチまでのタブレットから、コード類、A5・A6サイズのノート、ペンなどを整理・収納して持ち歩けるバッグだ。蓋を全開にしてマグネットで留めると、「ちょい置きトレー」と呼ばれるスペースが出現し、スマホやタブレットを立てられるスタンドにもなる。
バッグごと、いつものビジネスバッグの中に入れたり、持ち手を使ってそのまま持ったり。蓋を開ければ、カフェでも、会議室でも、公園のベンチでも、ちょっとした仕事場に早変わりするのがポイントだ。
もともとは文具・事務用品メーカー、ソニック(大阪市)の商品。ハンズオリジナルではブルー(写真)とグリーンの2色があり、事務用品らしからぬオシャレなカラー展開等が特徴となっている。東急ハンズ広報によると、ハンズオリジナルのバッグインバッグ部門で売り上げ1位を誇る人気商品だという。
机の上で散らかりがちな文房具類がすっきり
次に紹介するのは「東急ハンズオリジナル ライフスタイルツール ボックスS」(1540円)。ペンはもちろん、はさみ、定規、カッターなどの長い文具から、消しゴム、クリップ、付箋など小さい文具まで、さまざまな形状のものを収納できて、取り出しやすい収納スタンド。付箋などが取り出しやすい斜めポケットや、細かいクリップなどが取り出しやすい浅ポケットなどバリエーションが豊富。机の上で散らかりがちな文房具類を、すっきりまとめることができる。
このツールがすごいのは、道具を入れたまま折りたたんで、持ち歩けること。マグネットでピタッと折りたたむとコンパクトな箱になり、箱形のペンケースとしてバッグに入れ、使う際にさっと開いて、ペンスタンドに変身させられる。
文房具大手のナカバヤシの同名商品に、ハンズオリジナルのロゴを入れるなどしてアレンジした。色はクラフト(写真)のほか、ワインレッド、ネイビー、ブラックがある。Sサイズだが、試しに文房具を収納してみると、青鉛筆、赤ペン、ハサミ、ラインマーカー、定規、修正テープ、マスキングテープ、付箋大小、ホチキスの芯、クリップなどが余裕で入れられて、収納力もたっぷり。文房具のほか、テレビ会議で背景に映ってしまうと生活感が出てしまう化粧品や薬などを収納して、使わないときは折りたたんで見えないようにするのにもよさそうだ。
A4サイズまでの書類が入る大型バッグ
最後に紹介するのは「東急ハンズオリジナル スタンド型 バッグインバッグ 横」(3080円)。バッグを変えても、そのまま移し替えればいいので忘れ物が減るほか、乱雑になりがちなバッグの中の整理にも使える。
バッグインバッグを、いつもバッグに入れたままにするような人の場合、機能性の低いバッグインバッグだと、中の整理が行き届かなくなることがある。そんな整理が苦手な人でも使い勝手がいいのがこの商品だ。
A4サイズまでの書類が入る大型バッグで、ノートパソコンや文具、コード類を収納して、一気にバッグに入れられる。
フリーアドレスのオフィスやカフェなどで仕事をする際には、バッグから取り出し、背面のフラップを広げて自立させられる。文具や小物を整理し、すぐ取り出せるオーガナイザーとして、このまま机の上に置くことができる。浅いポケット、長いポケットなど、ポケット類のバリエーションも豊富。ビジネスバッグに入れやすい横型と、リュックなどにも入れやすい縦型の2タイプがある。
(ライター 福光恵)
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。
関連企業・業界