紙の色を楽しんで手紙を書こう

ガラスペンで文字を書くときに気を付けたいのが紙です。薄い紙を使うとインクが裏抜けすることもあるので、基本的に万年筆に対応している紙を使うと安心です。ガラスペンを使うときにおすすめの便箋が、文具メーカーのデザインフィル(東京・渋谷)のブランド「ミドリ」の「色を贈る手紙」です。1冊の便箋に3色の便箋が入っているので贈る相手や気持ちに合わせて色が選べます。

「色を贈る手紙」シリーズ

「色を贈る手紙」のシリーズは便箋、一筆箋、封筒の3種類があります。便箋と一筆箋の1枚目には、ビュバー(インク吸い取り紙)が付いているので、便箋に書いた文字を押さえてインクを吸い取って使えるため、万年筆やガラスペンを使って手紙を書くのにぴったりです。

一筆箋は4色

便箋と一筆箋は、情景をイメージした青、茶、金、白の4種類をベースにした3色アソートになっています。「青は穏やかにこころを静めて、丁寧に書きたい手紙 」「茶は穏やかな安らぎに包まれながら、ゆっくりと書きたい手紙 」「金は高揚感あふれる気持ちで、うれしいことや楽しいことを書きたい手紙」「白はこころをフラットに、ほんの少し背筋を伸ばして書きたい手紙 」といったように気分や伝えたい情景がモチーフカラーになっています。便箋の希望小売価格は528円(税込み)、一筆箋の希望小売価格は396円(税込み)です。

一筆箋の「金」を使用

実際に一筆箋を使ってみました。少しずつ色味の異なる3色の紙がセットになっているので、その時の気分で色を選ぶことができます。「万年筆用ボトルインク インク工房 染料 20ml」の「280」で全て書いてみました。茶色のインクと鮮やかな黄色がマッチし、それぞれの紙で全く異なる風合いが楽しめます。贈る相手によって紙の色をイメージするのも楽しめます。

封筒も4色

「封筒」はシンプルな封筒ですが、開くと中に色がある、さりげないデザインが特徴です。便箋と組み合わせて色を選ぶのも楽しめます。封筒の大きさは洋2サイズで8枚入、希望小売価格は440円(税込み)です。

便箋と封筒は「青」を使用

便箋と一筆箋は、羽ペンとインクボトルをあしらったシンプルなワンポイントのデザインが特徴です。青の便箋と封筒、そして「万年筆用ボトルインク インク工房 染料 20ml」の「224」を使い、紫のような青みがかったインクで清涼感のある手紙が書けました。全部を青に統一するととても涼しげな手紙になるので、暑中見舞いや残暑見舞いにも最適です。ぜひ色の組み合わせを楽しんでみてください。

夏の手紙にガラスペンを使ってみませんか?

コロナ禍で直接人と会えない、会いにくくなった今、実は手紙やレターセットの人気も高まっています。私も実際に使ってみて、ガラスペンで書く手書きの楽しさを実感しました。贈る相手を考えて紙を選び、インクの濃淡やコントラストで表現に工夫を凝らす行為は格別でした。実家の家族や親しい友人にガラスペンで手紙を書いてみてはいかがでしょう。

(文/写真 やまぐちまきこ)

やまぐち まきこ
年間300万PVを超える人気ブログ「フムフムハック」の編集長。文房具を中心に「読んでフムフム・ワクワクする」コンテンツを発信。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍中。フムフムハック:https://www.fumufumu89.com/