まずデニムとシャツを探そう シルエットでトレンド感を

――これからアメカジに挑戦する場合、まずはどんな服を買うのがおすすめですか?

「やはりデニムパンツでしょう。誰もが簡単に取り入れやすいアイテムですし、オールシーズン着用できますから。色は濃いインディゴのものと淡いものを持っておくと、幅広いコーディネートに対応できますよ。トップスは、白いシャツを一着持っておくといいでしょう」

――アイテム選びで失敗しないコツを教えてください。

「サイズ感に気をつけることですね。トレンドである適度にゆとりのあるものを選ぶのがいいと思います。例えば、デニムパンツならワタリ(太ももの付け根部分)が広く、裾に向かって(細くなる)テーパードしたバギーシルエットのもの、半袖シャツなら肘にかかるくらいの袖丈のものを選ぶといいでしょう」

プリントTシャツ ビーサン合わせ軽快に

――今回はアメカジをテーマにしたコーディネートを3組用意してもらいました。まずはプリントTシャツやリネンシャツを使った夏らしいコーディネートです。

「恵比寿の『TAMANIWA』というセレクトショップに別注したTシャツを軸に組みました。米国のお土産のようなシュールで脱力感のあるデザインの一着です。他のアイテムもほとんどが本場のブランドのものではありませんが、米国らしさは随所に感じていただけるかと思います」

シャツ 1万7600円(ジャーナル スタンダード ホームステッド)、Tシャツ 6050円(ユニフォーム アグリーメント)、パンツ 2万9700円(キャプテン サンシャイン)、サンダル 6050円(スコット ハワイ)

――米国ブランドで統一しないのが現代的ということですね。シャツはどういうものですか?

「ジャーナル スタンダードがオリジナルで製作している一着です。ヴィンテージを意識したデザインや、この素材のシャツとしては珍しいゆったりしたサイジングが特徴ですね。生地に入ったシワもコーディネートにリラックス感を与えてくれます」

背中にギャザーが入った立体的なシルエット。古着によく見られるディテールだという
足元はアメリカでポピュラーだというスコットハワイのビーチサンダル。「価格も6000円程度とリーズナブル。気軽に履けるのが魅力です」

――ショートパンツも太さや丈の長さが絶妙ですね。

「キャプテンサンシャインという日本のブランドが手掛けた一着です。アメリカ陸軍の訓練着が着想の源になっているのですが、オーソドックスなナイロンではなく、シルクやリネンを混紡した素材を使っているのが特徴です。鈍い光沢があって上品な感じですね」

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爽やかな白デニムコーデ バンダナをアクセントに
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