MEN’S EX

2021/6/13

いい大人だからこそ実践してほしい 「シャーリングパンツ」はノータイJKが◎

BERWICH(ベルウィッチ)

タックインしても前から見ればドレス顔で安心!

軽量なコットンを用いたパンツ専業メーカーのこちら。同ブランドの中では、やや細めに設定された美シルエットにアウトプリーツを一つ。コーディネートは、ジャケット+カットソーがおすすめだ。もしオフィス着用なら、ジャケットはこのままに、ポロシャツにするだけでOK! ドローコードも内側についているのでノーベルトでも安心だ。2万5300円(アマン)

ジャケット6万1600円/チルコロ 1901(トヨダトレーディング プレスルーム) カットソー7700円/ブリッラ ペル イル グスト(ビームス 六本木ヒルズ) メガネ3万9600円/アイヴァン(アイヴァン PR) 靴7万7000円/パラブーツ(パラブーツ青山店)

注目!「抗ウイルススーツ」

日ごろワードローブのメンテナンスを怠らない諸兄の悩みの種は、ウイルスや細菌などの目に見えないものではないだろうか。シワやほこりはスチームやブラッシングで落とせても、目に見えないものはなかなか難しい。その点、このアンチウイルス加工が施された本作なら、ウイルスの減少が期待できるから安心だ。

創刊以来、スーツの意義は変わらず、「相手に敬意を払い、自分を律するもの」そう小誌は考えている。では、世界的な大きな転換期である、これからはどうか。それはきっと、この先も変わることはない。が、敬意の払い方は少し変わっているようだ。

マスクが手放せない今、対面で商談などの場面は減った。しかし、いざ直接会う際に、やはりこれまで同様かそれ以上に、スーツが役立つのだ。諸兄の場合、その際の話の種は「マスク」だろうか。「すてきなマスクをされてますね」そんな会話もいいだろう。しかし、できる大人はそのさらに上を行く。

ラルディーニが発売したのは、アンチウイルス加工が施されたアンコンスーツ。本作なら、スーツについたウイルスを軽減する期待もできつつ、最大限相手への敬意を払える。自分も相手も安心できる一着だ。副芯を使用しないアンコン仕立てのため、軽やかでかしこまり過ぎないニューノーマル対応。ドレス界の先頭を行くブランドの一つであるラルディーニだからこそなせる、時代に先駆けた新基準だ。「〇〇さんを思って、今日は……」なんて会話で心の距離はグッと縮まるはずだ。

LARDINI(ラルディーニ)

2021年、対面商談のベストアンサー

同社が得意とする裁断技術はそのままに、ストレッチ性やアンチウイルス加工を施した。軽量なコットンベース(コットン65%+ポリエステル31%+ポリウレタン4%)の本作は、これからの季節にピッタリだ。スーツ14万7400円(ストラスブルゴ) シャツ2万9700円/エリコ フォルミコラ(ユナイテッドアローズ 原宿本店) タイ1万6500円/ポール・スチュアート(ポール・スチュアート 青山本店) 靴4万7300円/アシックス ランウォーク(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)

※表示価格は税込みです。

撮影=若林武志、岡田 ナツ子 スタイリング=宮崎 司(CODE) 文=伊澤一臣、橋本慎司、樗澤広樹(編集部)

MEN'S EX

[MEN'S EX 2021年6月号DIGITAL Editionの記事を再構成]


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