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1号店「脳天マグロの焼きしゃぶ」は店でもイチ押しメニュー

希少な部位も魅力だ。例えば、マグロの脳天。時季によって調理法を変えているようだが、2回訪れた時は、薄切りにして焼いて食べる「脳天マグロの焼きしゃぶ」を出していた。それで1000円弱。脳天自体は、割とあっさりとした淡泊な部位のため、たぶんさっぱりと食べられるのだと思う。絶対食べたい一品だが、用意している数が少なかったためか、残念ながら2回とも売り切れ。3度目はぜひ挑戦したい。

もちろん、マグロ以外の鮮魚も充実している。「アジのなめろう」は638円、九州名物の「ブリのゴマ和え」も748円。チェーン居酒屋よりは少し高いが、鮮度は抜群。価格帯では同程度の街場の個人居酒屋を質で凌駕(りょうが)する。

2号店「貝盛り」(1480円)

一番驚いたのは、貝類の良さだ。「活貝盛り」(1628円)は、3種類の貝を盛り合わせたもの。訪店時は、サザエとホッキ貝、赤貝を盛り合わせていたが、サザエはコリコリ、ホッキ貝や赤貝も甘みがあり、十分満足できる内容だった。カウンターに座って見ていると、厨房では、1人がひたすら貝を処理していた。これですしがおいしくない訳はない。

すしはお得感を出すためか、いろいろなキャンペーンを打っている。南口店の場合、毎週木曜日は30%OFF、訪れた日は金曜日だったが「今日は寿司の日」と銘打って、30種類のネタをすべて1貫100円で提供していた。回転寿司のような安ネタだけじゃない。大トロ、中トロ、ノドグロ、天然ブリ、赤貝など普通なら200~300円取られるような大ネタが並ぶ。まさしく薄利多売なのだ。

2号店のキャンペーンの1貫100円メニュー。左から大トロ、赤貝、イワシ

だから、客は宴会のための複数客だけでなく、1人客やカップルが多い。居酒屋的な使い方だけでなく、ちょっと高級なランチとしても利用されている。女性客もびっくりするくらい多い。おいしさとコスパを両立している強みだろう。

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