職人の手作りで、高級家具のようなデザインと高性能を両立

スタイリッシュな空間になじむデザインと、0.001マイクロメートルの微粒子を除去する性能から、世界の一流企業も導入しているという独ヘルスエアテクノロジーの「ナノドロン空気清浄機」。実勢価格は88万円~

オブジェのようなデザインが特徴的な独ヘルスエアテクノロジーの「ナノドロン空気清浄機」(適用床面積35~70畳)は、1台88万円からとずば抜けて高価だが、空気清浄性能もトップクラス。高さ165センチの上部から空気を吸い込み、独自の浄化システムで0.001マイクロメートルの微粒子を99%以上除去し、下部からイオン化空気を排出する。高級家具のようなデザインも特徴で、生産工程の半分以上を職人が手作りしているのも高額の理由だという。

本体カラーは、大理石調やレザー、木目調など全12種類

上部から吸い込まれた空気は、「プレフィルター」で大きなホコリ等を分離した後、「電離セクション」で微粒子をマイナスに帯電させ、「静電フィルター」に吸着する。さらに1万2000ボルトの高電圧電子を活用した「コールドプラズマ」(低温プラズマ)技術で高圧磁場を発生させ、ウイルスや細菌、カビを不活化し、「二重層活性炭フィルター」でニオイを中和してから、イオン化した空気に変えて室内に放出するという。

ナノドロンの空気浄化システム。微粒子を帯電させた後、静電フィルターに吸着させ、高電圧で有害物質を中和・除去する。フィルター交換の目安は半年~1年で、構造上、専門スタッフが行う。1回あたり7万7000円(静電フィルターのクリーニングや交換および二重層炭フィルター新品交換)

深紫外線とフィルターの合わせ技でウイルスを99%以上抑制

ダイキン工業の「UVストリーマ空気清浄機」(ACB50X-S・適用床面積22畳)は、内部を265ナノメートルの波長の深紫外線で除菌する機能を業界で初めて搭載。本体サイズは、幅270×奥行き270×高さ500ミリメートル。実勢価格は8万8000円

ダイキン工業の「UVストリーマ空気清浄機」(適用床面積22畳)には、深紫外線を照射する「UVC LED」と抗菌材を添着した「抗菌HEPAフィルター」を搭載。従来の空気清浄機に比べてウイルスや菌の抑制性能が高く、上記フィルターで集じんしたウイルスを30分で99パーセント以上、さらに菌は同社従来モデルの約10倍のスピードで抑制するという。

同社は従来から空気清浄機やエアコンに、ストリーマ放電によって有害物質を酸化分解する「ストリーマ技術」を搭載しているが、本機にはこれに加えて深紫外線(UVC)を照射する「UVC LED」を搭載。波長280ナノメートル以下の深紫外線の中でも、特に除菌作用が高いとされる265ナノメートルの深紫外線を「抗菌HEPAフィルター」に90分ごとに30分間照射することで、フィルターが捕捉した菌やウイルスを抑制するという。

UVC LEDを「抗菌HEPAフィルター」にムラなく当てることで、フィルターに付着した菌やウイルスを抑制する

本体自体は、設置面積が270ミリメートル四方とコンパクトなので狭い部屋にも設置が可能。高い除菌性能から、人が頻繁に出入りする幼稚園や保育園、クリニックのほか、シェアオフィスや飲食店の個室、さらに家族の出入りが多い家庭などに適している。深紫外線は直視したり、人体に当てたりすると危険とされているが、本製品は深紫外線を機外に照射しない設計となっており、本体扉を開くと自動で「UVC LEDユニット」が停止する。

クリニックに設置した一例。UVC LEDは90分ごとに自動的に照射されるが、本体で操作すれば任意のタイミングでも照射できる。

抗菌HEPAフィルターの交換目安は、約1年で、21年秋以降には、交換約1カ月前にスマートフォンアプリに通知する機能を搭載予定。交換用抗菌HEPAフィルターの価格は5500円。

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電源オフでもセンサーがウイルスや菌を自動検知
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