「丸の内では着られない色」で自分発見

――今はマスクが必携アイテムです。さっとしまえるような小さなボディーバッグが人気です。

石津「今度は昔でいうところの信玄袋だな(笑い)。あと、少し肌寒いときの在宅ワークで役立つのがカーディガンタイプのニットジャケットです」

――テレビ会議で画面上の顔映りは気にしますか。女性は白系を着ると明るく見えると言われますが。

安藤「どちらかというと明るい色がいいでしょうけど、僕の場合は背景の絵柄を明るくしていますね。カリフォルニアのビーチとか。気分だけでも明るくしておきたいです」

――安藤さんに似合いすぎですね(笑い)。格式張った場に出ることが減った今だから、少し楽しみを見つけないとつまらないです。

石津「うん。ファッションで一番大切なのは色です。丸の内なら着られない色も、家では冒険できるいい機会。安藤さんのように、古着店で賢く手に入れて、さまざまな色にトライしてみると新しい自分が見つかりますよ」

(聞き手はMen's Fashion編集長 松本和佳)

石津祥介
服飾評論家。1935年岡山市生まれ。明治大学文学部中退、桑沢デザイン研究所卒。婦人画報社「メンズクラブ」編集部を経て、60年ヴァンヂャケット入社、主に企画・宣伝部と役員兼務。石津事務所代表として、アパレルブランディングや、衣・食・住に伴う企画ディレクション業務を行う。VAN創業者、石津謙介氏の長男。

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