英語で書く「やる気アップ手帳」 ゴールや決意一言で
仕事の英語手帳から始めてみよう(下)
先月1カ月目は「ネーティブ発想の英語ライティング」というテーマで、「Rules and a Good Style 英語の異文化理解」上編・下編をお送りしました。2カ月目に入り、前回は英語手帳の書き方を具体的にご紹介しました。スマートフォンやデジタル機器で予定を管理している方も、アナログ的に仕事手帳を書くことから英語を日々使い、歯を磨くように習慣化していきましょう、とお伝えしました。
トライしてみましたか? 連載4回目の今回は英語手帳から一歩進んで、「やる気アップ手帳」の書き方をご紹介します。
語学は復習と繰り返しが大事
その前に、当たり前と思うかもしれませんが、語学は復習と繰り返しが本当に大事です。新しいことをたくさん学ぶよりも、今まで学んだことをおさらいして反復していきましょう。英語レッスンでも、必ず前回の復習から入ります。「あした学ぶことよりもきのうの学び」ということで、こちらの連載でもこれから必ず復習クイズを出していきます。今回初めての方は勘でもいいので、できるかトライしてみてくださいね。
まずは前回の仕事手帳4つのポイントから復習クイズを出します。英語に直してみてください。
Q1)4月28日 営業報告書
Q2)5月7日 午前11時 Mさんとオンラインミーティング
できましたか?それでは答え合わせです。
A1)Apr.28 sales report
A2)May.7 11am online MTG w/M san
日付は省略しましょう。時間は12時間表記です。ミーティング meeting は MTG の省略で。mtg と小文字でもOK。強調したい場合は大文字で書いてください。w/ は with の省略です。
次は仕事のTo Do リストから復習クイズです。英語ではどう書きますか?
Q3)□ 企画書を提出する ______ ________
Q4)□ 研修に参加する ______ ________ _______
いかがでしょうか?それでは答えです。これじゃなくてはいけないというものではないので、参考にしてください。
A3)□ 企画書を提出する submit proposal
A4)□ 研修に参加する attend training session
冠詞はこの際気にしないで単語だけ書いていきましょう、とお伝えしました。日本語とは語順が逆で「提出する 企画書を」となりますね。こんな風に自分が毎日使う予定やTo Do リストを書いていくと、アウトプットする英単語や表現が身につきます。
ポジティブになる一言や目標を書く
さあ、To Do リストが書けるようになったところで、ワクワクがキーワードになる「やる気アップ手帳」の書き方をご紹介します。ポイントは(1)自分を励ます明るいポジティブ一言英語(2)仕事の目標やゴールを英語で書く、です。