――トラディショナルなアイテムをサイジングで着崩すイメージですね。他にはどのようなアイテムが人気ですか?

「スプリングコートです。他のアイテムではゆったりしたデザインのものをおすすめしていますが、こちらは例外的にすっきりした腰下くらいの丈を選ぶといいでしょう。長すぎると暑いですが、丈が短めのものなら5月以降も着られます。動きやすさの観点から考えても、おすすめです」

統一感抜群の白デニムコーデ 素材やデザインもポイント

――今回はトレンドアイテムを使ったコーディネートを3組用意してもらいました。まずは白のデニムパンツを使った着こなしです。

「同じくトレンドのレザーアイテムと組み合わせました。17年にスタートした気鋭のブランド、MASU(エムエーエスユー)のシャツです。素材はなめらかなシープスキンで、陶芸の“透かし”をイメージしたデザインが特徴ですね。昨年まで人気のアイテムといえば“上質かつシンプル”なものが主流でしたが、今年は“上質なうえに個性的”なものも見受けられます。遊び心のあるデザインをさらりと合わせるのも大人らしさと言えるのではないでしょうか」

シャツ 5万2800円(エムエーエスユー)、カットソー 6930円(アダムエロペ)、パンツ 1万8700円(アダムエロペ)、シューズ(私物)

――デザインもトレンド要素なのですね。インナーとボトムスを同じ白色でそろえているところにもこだわりを感じます。

「白はブラウンを最もよく引き立ててくれる色ですから。インナーについては、透かしのようになったシャツのデザインをより見えやすくする狙いもあります」

インナーはやや高めの「モックネック」という形状。首回りが詰まりすぎず、適度にゆとりがある
私物のシューズは日本発のフォルメが手がけたもの。手入れの回数をあえて抑えて履きこみ、レザーの経年変化を引き出している

――足元はスエードシューズです。どのように選ばれましたか?

「レザー独特のワイルドな印象を加味するためです。シャツと同じ素材が使われているアイテムで、統一感を出すという狙いもあります」

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ベスト×シャツで上品に 大きめシルエットでカジュア
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