MEN’S EX

2021/3/28

Keyword シックで爽やか、今欲しいスーツの色

ライトグレーの新鮮力

スーツをきちんと着たいなら、この春はライトグレーがいい。シックで知的な雰囲気に加え、今らしい軽さや柔らかさも演出できる。実は顔色をきれいに見せる効果も高いのだ。

[左]シャツ3万円/バルバ(グジ 東京店) タイ1万3000円/ジョン コンフォート(ビームス 六本木ヒルズ) チーフ〈スタイリスト私物〉 [中]チーフ2800円/ビームスF、シャツ2万1000円/ギ ローバー、タイ1万6000円/シーワードアンドスターン(以上ビームス 六本木ヒルズ) [右]シャツ2万4000円/マリア サンタンジェロ、タイ1万5000円/ステファノ カウ(以上グジ 東京店) チーフ〈スタイリスト私物〉

CANALI(カナーリ、左)

ハンドならではの柔らかさもライトグレーの色気を強調

チェック柄としなやかな生地感によりライトグレーという色が持つ軽さや洒脱さを最大限に引き出したかのような一着。職人の手作業を駆使した贅沢な仕立てにより、着心地も極上。ここに白シャツ+黒タイのストイックなVとすれば、即旬のスタイルに。27万円(コロネット)

BEAMS F(ビームスF、中)

フレスコ&ライトグレーは今季春夏スーツの鉄板!

生地はウールの強撚糸をざっくり平織りにしたフレスコ調で、清涼なタッチが味わえる。明るいライトグレーの色合いといい、これからの季節の勝負スーツにふさわしい一着だ。白シャツ+ネイビーベースのタイで一層爽やかにまとまる。8万円(ビームス 六本木ヒルズ)

AZABU TAILOR(麻布テーラー、右)

風格あるダブルスーツも淡いグレーなら程よく柔和に

ヨーロピアンクラシックをコンセプトとした威厳あるダブル。英国ハリソンズ社の生地も重厚な趣だが、ライトグレーベースゆえの柔和さもあり、シックに着用できる。色柄を抑えたVゾーンだとモダンな雰囲気も奏でる。12万5000円~〈オーダー価格〉(Y&Mプレスルーム)

Keyword ジャケットに今求めるのは品と色気

ゆったりがキマる「4BW」

手持ちジャケットはシングルばかりという人は、次はぜひ4つボタンのダブルに挑戦してほしい。主流の6ボタンよりVの開きが大きく、シェイプ位置も低いため、ダブルの堅苦しさが和らぎ、今日的な色気演出に効く。写真のようにドロップゆるめならくつろぎ感がさらに高まり、テレワークにも重宝。次なるエレガンスは4BWで決まりだ。

CARUSO(カルーゾ)

重厚感を払拭した日常着としてのダブル

貫禄よりむしろ今らしいエレガンスを醸し出すことに主眼を置いて作られた4BW。アンコン仕立てであることと絞りをゆるやかにしたシルエットにより、クルーネックニットやニットポロの上にサラリと羽織るのがとてもよく似合う。ジャケット10万9000円、パンツ3万6000円(以上ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

ニット2万円/スリードッツ(スリードッツ 青山店) 時計292万円/ヴァシュロン・コンスタンタン(ヴァシュロン・コンスタンタン)

Keyword 今季大胆な胸元は青白に宿る

ストライプやドット柄タイでは昔から青白配色はあるが、今季目立つ大柄だとぐっと胸元での洒落感が増し、清涼感も高まる。時代の閉塞気分も吹き飛ばせそうだ。

コンサバな紺スーツ×ブルーシャツも、大柄青白タイで一気にモダン。しかも清潔感や品位はキープ。タイは[右]と同じ。スーツ13万5000円/リングヂャケット(グジ 東京店) シャツ3万6000円/ルイジ ボレッリ(バインド ピーアール)

ROBERT FRASER(ロバート フレイザー、左)

クラシックな粋と季節にふさわしい涼感

ひときわ明るい爽やかなブルーベースに、リーフのような柄をランダムにちりばめた。最近はやりのヴィンテージ調タイの流れに乗りつつ、春夏らしい清涼感も醸し出せる重宝な1本だ。シルク100%。剣先幅8cm。1万1000円(アイネックス)

PAUL STUART(ポール・スチュアート、中)

大人の遊び心を醸し出せるラフなチェック表現

遠目は青白のチェック柄だが、よく見ると柄はフリーハンドで描かれたような趣で、遊び心を感じさせる。シックなスーツを軽快に見せる外しとしても、休日にジャケットやセットアップを着用するときも重宝しそうだ。シルク100%。剣先幅9cm。1万5000円(ポール・スチュアート 青山本店)

FRANCO BASSI(フランコ バッシ、右)

エッジの利いた大柄が新鮮なスパイスに

艶やかなネイビーにくっきりピュアな白を配したタイ。薄作りということもあり、胸元に風を呼ぶような爽やかな仕上がりだ。ペイズリーを思わせる有機的な柄のユニークさもあり、いつものスーツも一気に新鮮に仕上がる。シルク100%。剣先幅8cm。1万6000円(アイネックス)

※表示価格は税抜きです。

撮影=若林武志 スタイリング=四方章敬 ヘアメイク=MASAYUKI(The VOICE) 文=小曽根広光、吉田 巌(十万馬力) 撮影協力=バックグラウンズファクトリー

MEN'S EX

[MEN'S EX 2021年4月号DIGITAL Editionの記事を再構成]


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