バッグはこれひとつで十分 「両A面」のリバーシブル仕様
東京・代々木の1197STORE(イチイチキューナナストアー)の店主、佐野賢太氏にも話を聞いた。佐野氏のおすすめは、自身がデザイナーを務める「ANONYM CRAFTSMAN DESIGN(アノニム クラフツマン デザイン)」のトートバッグだ。表面と裏面で異なる用途に対応するリバーシブル仕様の一品だ。

「キャンバス地と強じんなファイバー繊維の層、そして防水フィルムが重なった3層構造の生地です。キャンバス地のナチュラルな印象は残しつつ、軽量で、耐久性、耐水性も兼ね備えています。キャンバス生地の面はタウンユースやビジネスユースに、汚れに強い防水フィルムの面はアウトドア用にと、幅広いシーンで使えます。手持ちのバッグはこれひとつで十分という方もいらっしゃいますよ」
デザイン性にも注目したい一品だ。キャンバスの素材感を生かしたシンプルな面、機能素材の繊維が巡らされたスポーティーな面、それぞれの異なるデザインを楽しめる。リバーシブル仕様のアイテムは、結局片面のみしか使わないということも多いが、両面とも活躍してくれそうだ。

「どちらの面も使っていただきたいので、両面にレザー素材のブランドロゴを配置しています。表と裏という捉え方ではなく、いわば『両A面』としてその時の状況に応じて使い分けてほしいですね」

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