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ワークマン、モノタロウ… 広がる洗えるワークスーツ

2021/2/27

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2月に開いたWWS新製品発表会。左からアルティメックスを使った着物をプロデュースするユナイテッドアローズ名誉会長の重松理氏、オアシスライフスタイルグループ代表の関谷有三氏、100メートルハードル日本記録保持者の寺田明日香氏、新ロゴを監修したアートディレクターの葛西薫氏
2月に開いたWWS新製品発表会。左からアルティメックスを使った着物をプロデュースするユナイテッドアローズ名誉会長の重松理氏、オアシスライフスタイルグループ代表の関谷有三氏、100メートルハードル日本記録保持者の寺田明日香氏、新ロゴを監修したアートディレクターの葛西薫氏

作業現場でもオフィスでも使える「作業着スーツ」の発売ラッシュが起きている。もともとは水道工事などを手掛けるオアシスライフスタイルグループの新規事業で、2018年に「ワークウェアスーツ(WWS)」として売り出したもの。見た目はスーツのようだが、ハードな作業もこなせる伸縮性、水をはじくはっ水性や速乾性、毎日洗える耐久性などが評価され、企業への導入が進んだ。さらに新型コロナウイルスの影響もあって、個人の需要も広がっている。事業者向け通販大手のMonotaRO(モノタロウ)や紳士服のAOKI、作業服・作業用品専門店のワークマンなどの参入が続いている。




ワークマン、上下4800円で「リバーシブル」

ワークマン「リバーシブルワークスーツ」のスーツスタイル
リバーシブルワークスーツを裏返すと、作業やスポーツに重宝する

ワークマンが初のスーツとして発売したのが、「リバーシブルワークスーツ」だ。生地には帝人の高機能繊維「ソロテックス」を使い、伸縮性やはっ水性を備える。価格はジャケットが2900円、パンツが1900円と、上下で5000円を切る低価格帯での参入だ。「作業着なので高くはできない。他の商品同様、価格から逆算して商品化した」とワークマン。大量生産でコストを下げ、値下げせずに売り切る手法で低価格を実現している。

ユニークなのはジャケットのリバーシブル機能だ。オフィスでは通常のジャケットスタイルで着こなし、現場では裏返して作業服として使うことができる。作業服の側には収納力が高いポケットなどがあり、着脱式のフードも付いている。

パンツのポケットの内袋を引き出すと工具が差し込める収納袋になる

パンツには、右後ろのポケットを引き出すと工具袋のように使える仕掛けがある。腕まくりや裾まくりのできるドットボタンも装備、上下とも折り畳んで持ち運べ、いざというときに取り出して着られるポケッタブル仕様にもなっている。同社が商品企画のために組織しているアンバサダーや社内のヒットメーカーが開発に参加して、「ワークマンらしい機能を盛り込んだ」という。

さらに3月には、通気性の高い東レの高機能繊維「ドットエア」を採用し、真夏の作業にも対応できるリバーシブルワークスーツを発表する予定だ。

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