チョコ多めが人気 生クリーム添えて

ガトーショコラは正確にはフランス語の「gateau au chocolat」。チョコレートケーキのことだが、平岩理緒さんによると、表面は焼きっぱなしかパウダーシュガーを振る程度のシンプルなもの、生地にはココアパウダーだけでなく溶かしたチョコを混ぜて豊かな風味や質感を出したものが多いという。「最近はチョコが多めで口溶けのよいものが消費者に受けている」とみる。

ランキングに入った商品もしっとりしたテリーヌショコラ風が多い。ただ、ふんわりとしたスフレショコラ風や小麦を使わないグルテンフリーもあり、多様化がうかがえる。

おいしい食べ方について並木麻輝子さんは「一般的な焼き菓子タイプなら生クリーム、テリーヌ風ならベリー系の果物を添えるのがお薦め」と話す。平岩さんは「温かい飲み物と合わせるとチョコレートが口の中で溶けやすく、風味をしっかり感じられる」という。冷凍・冷蔵配送品も多く、食べる数時間前から冷蔵庫で解凍するなど指示があるものもある。説明書などを確認しよう。

■ランキングの見方 数字は専門家の評価を点数化。ブランド名、本文冒頭の太字は商品名。(1)税込み本体価格(送料別)(2)外形寸法(参考値。一部編集部実測。棒状は上面縦×横×高さ、ホール状は直径×高さ。単位センチメートル)(3)公式・販売サイトまたは問い合わせ電話番号。写真は三浦秀行撮影。スタイリングは来住昌美。

■調査の方法 専門家に取材し、通販で買えるシンプルなガトーショコラを25品リストアップ。商品を集め、名前を伏せ、新型コロナウイルス感染防止に配慮しながら試食会を開催。「味と香り」「食感」「お得感」などの観点で専門家が1~10位までを選び、編集部で集計した。

■今週の専門家 ▽秋山敏信(京王プラザホテル ペストリーシェフ)▽市川歩美(チョコレートジャーナリスト)▽尾形剛平(バリーカレボージャパン チョコレートアカデミー東京責任者)▽君島佐和子(料理通信社編集主幹)▽隈部美千代(お菓子教室スイートリボン主宰)▽佐藤ひと美(スイーツライター)▽下園昌江(お菓子研究家)▽鈴木兼介(東京製菓学校教育部洋菓子一課課長)▽chico(スイーツライター)▽並木麻輝子(料理ジャーナリスト)▽原亜樹子(菓子文化研究家)▽平岩理緒(「幸せのケーキ共和国」主宰)=敬称略、五十音順

(生活情報部 堀聡)

[NIKKEIプラス1 2021年1月30日付]


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