欲しい人材に絞った「攻めの採用」へ

自由回答

【大幅に増えると思う】
・コロナが落ち着けば反動採用に入る
・企業の経営変革のスピードが年々上昇していくため、人材の外部調達が一層必要になる

【少し増えると思う】
・ビジネスの形態を変えていく企業が多いと推察されるため。その際に教育では追いつかないことから採用活動は増加すると思う
・新しい構想や施策に合った人材は社内ではなかなか見つけられないため
・選択と集中の中、二極化の方向になり好調な企業にのみ求人と人材が集中し、結果、選考基準も上がっていくことになりそう
・少子化もあり新卒採用の減少は続き、即戦力を求める企業の増加
・自然減や40代以上のリストラで人を減らしたが、これからの時代に対応できる戦力は流動化が進むと思われる
・人口減少が続き、各社優秀な人材の取り合いが起こっている
・テクノロジーが発達してきているので、人を置かなくてもいい業務が増えるため
・先の見通しが立たないように感じている企業が多いのではと思う

【変わらず】
・増える分野もあれば減る分野もある
・現職に不満を持つ人、転職することに慎重になる人のバランスが変わらなそう

【少し減ると思う】
・各社の収益状況は二極化がさらに進み、収益重視で効果的な人材確保に重点を置く傾向が強くなる
・株価のバブルがはじける

■リクルートワークス研究所 主任研究員 中村天江さんの話

中途採用は新卒と違い、採用時期が未定で「いつまでに何人を必ず採用しないといけない」という目標が明確ではないため、コロナのように先行きが不透明になったとき、企業が様子見姿勢に転じやすい。採用基準も企業の経営環境次第で厳しくなりがちで、コロナ以降、多くの会社で「是が非でも来てほしい人だけ採用する」という判断になったのだろう。

中長期的な中途採用拡大を予想する声が多かったことが示すように、新卒から中途へのシフトに加え、コロナの影響で事業構造が一段と変化し、DX(デジタルトランスフォーメーション)やIT(情報技術)など社内にはいない人材をとるための「攻めの採用」がますます重要になる。

また、今回の結果はあくまで転職エージェントへのアンケート調査だということに留意したい。転職エージェントは通常、転職サイトなどでは採用が難しいエンジニアや管理職といった「タレント人材」をとるために企業が利用するもので、まとまった人数を採用するポジションと比べ、企業が求める人材の基準が高くなりやすい。

都市部では民間のサイトとエージェント、地方ではハローワークが転職の主流になっているように、自らの環境や目指す求人の種類に応じ、適切な転職ツールを使い分けることをおすすめする。

(日経転職版・編集部 宮下奈緒子)

<< コロナ禍転職、最終面接落ちが続出 転職エージェント調査(1)
(3)転職者採用伸びる業界をプロが予測 カギはデジタル力 >>

ブックコーナー ビジネス書などの書評はこちら