段ボール箱の中はまるで畑のよう。葉物のバラエティーに驚かされる

産直お取り寄せは、生産者のこだわりに触れられるのも魅力の一つだろう。東京・青梅市で安心できる野菜の栽培にこだわる「Ome Farm」は、農薬や化学肥料を一切使わず、堆肥作りなど土からこだわり、ルッコラやケールなどの西洋野菜や、江戸東京野菜と呼ばれる伝統野菜づくりに取り組む。

葉物を中心にさまざまな野菜が箱いっぱいに詰められて届く。たとえばルッコラには花芽も入り、まさに畑がそのまま家に届いた感じだ。わずかに土が残る葉物野菜は、シンプルにオリーブオイルで炒めるとしゃきっとした歯触りで、これが本来の野菜が持つおいしさなのだときっと実感するはずだ。

「Ome Farm」代表の太田太さんはアパレル業界から農業に転身したキャリアの持ち主で、安心安全でおいしい野菜や受粉のために飼い始めた蜜蜂で養蜂も営む。有機野菜やハーブの花が蜜源の非加熱のハチミツも、なんともいえない自然な味わいで、おいしい。発注できるセットの金額などは季節で変るが、2020年12月はおこもり便&年末年始便のセットで4,000円(送料・代引き手数料・税込)も。

「Ome Farm Kitchen」の無水カレー。野菜の旨みが凝縮されて、野菜シチューのようだ

「Ome Farm」は、こだわりの野菜とお酒が楽しめる「Ome Farm Kitchen」を東京・浅草橋で営む。水を加えず作る「無水カレー」にはタマネギ、小松菜、ケール、ワサビ菜、ズッキーニやジャガイモとたっぷりの野菜のうま味にあふれる。都心で産直野菜の味を試すことができる場にもなっている。

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