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このほか細かい点になるが、動作音をさらに抑えられるようになったり、排紙トレイの開閉がどちらも自動で可能になったり、さらに用紙サイズを自動検知できたりなど、使い勝手が向上(図6、図7)。スマホ用のアプリも刷新され、LINEのトーク画面から直接印刷できるといった機能なども追加されている。

図6 最新機は印刷時の動作音も静かだ。特にセイコーエプソンは、「ソフトノイズ設計」を採用。また本体のメニューで動作音の低減モードを用意する。キヤノンも「夜間利用モード」として耳障りな音を抑えられる
図7 かゆいところに手が届く機能が充実。例えばセットした用紙を自動で検知したり(右)、排紙トレイを自動的に開閉したりできる(左)

このように長い目で見ると、大きな進化を遂げているプリンター複合機。実際に購入する場合は、「A3用紙に印刷したい」とか「印刷コストを抑えたい」といった点もカギとなる。

プリンター複合機の購入時はここもチェック

●印刷は文書が中心か、写真もよく印刷するか
ビジネス文書なら1万円前後の格安機でも問題なし。ただし、写真は上位機でないと印刷速度が遅くてイライラする可能性も

●印刷とスキャンはA4用紙までか、A3用紙も必要か
現行のプリンター複合機はA4対応が中心。A3までの印刷とスキャン対応したモデルは限られる

●文書などを大量に印刷するのでインクのコストを抑えたい
大容量インク対応の製品を検討。一般的なカードリッジ型より、印刷コストを4分の1程度に抑えられる

●複数枚の文書を素早く取り込みたい
ビジネス向けの複合機を含む、ADF付きのモデルも検討する

上記のような観点も頭に入れながら、明日からのメーカー別、最新モデル解説も読んでほしい。

(ライター 原如宏)

[日経PC21 2021年1月号掲載記事を再構成]

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