オンライン面接成功の条件 話は短く、こまめに念押し

質問したい事柄は事前にリスト化

――通信の不具合が発生したらどう対応すべきでしょうか。

「音声や映像の不具合は遠慮せずに伝えましょう。場合によっては電話面接への切り替えが可能になるはずです。通信状態によって、相手の質問や話が聞き取れない時もありますが、落ち着いて『声が聞こえづらかったのでもう一度うかがってもよろしいですか』と聞き返しましょう。面接担当者からも『もう一度』と聞き返されるシーンもあるかもしれませんが、落ち着いて話してください」

――オンライン面接を経験した転職活動組と数多く接するなかで導き出した、成功する面接のヒントはありますか。

「お互いが何を話すか、聞きたいかが明確になっている面接はうまくいく確率が高い印象です。最初に双方が何を聞きたいか、何を知りたいかをすり合わせた上で面接に臨み、お互いの満足度が非常に高かったという例がありました。かなうかどうかは企業にもよりますが、オンライン面接だからこそ、話してみたい人を率直にリクエストしてみるのもおすすめです。例えば、(入社した場合)同僚となる現場の人を希望し、どのような情報を聞きたいかも事前に伝えておくと、最適な人と話す機会を設定してくれることもあります。企業側もオンラインだからこそ、丁寧に情報を伝えたいと思っており、気になったことを質問すると、従来以上に丁寧に教えてくれることが多いように感じます。そのためにも事前に聞きたいことは整理しておくとよいでしょう」

「企業側は面接を通じて自社で働くイメージを持ってほしい、と考えています。『最後に何か聞きたいことは』と聞かれたときは、実際に自分が働くことになったらどのような仕事をするのか、どのような人と一緒に働くのかなど、その会社で働くイメージの具体化につながるような質問をすると歓迎されると思います」

岩山笑子
リクルートキャリア エージェント事業本部 ハイキャリア統括部 コンサルタント 大手外資系サービス企業から2013年に中途入社でリクルートキャリアに入社。IT(情報技術)業界のキャリアアドバイザーとして約500人の転職サポートを行い、18年に現職場に異動。キャリアアドバイザー、クライアント双方にアプローチを行うコンサルタントを担当。

(日経転職版・編集部 宮下奈緒子)

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