powered by 大人のレストランガイド

屋内でも秋を満喫 アウトドアカフェでストレス解消

人工芝の上でゆったりと過ごせる屋内カフェ「Outdoor Cafeテント」

屋内カフェ「Outdoor Cafeテント(アウトドアカフェテント)」(東京・木場)はエレベーターの扉が開くとすぐに玄関があり、利用客はそこで靴を脱いで入店する。一面に敷き詰められた人工芝の上を素足で歩くのが楽しさの一つだ。店内はカウンター2席、2人掛けのテーブル席が3席とコンパクトな作りで、小さなテントも一つはってある。

「密を避けるため、席数は通常営業時の半数程度まで減らしています。席の間隔をあけるために店内にテントを設置しましたが、それを目当てに来るご家族連れも増えましたね」と話すのは店長の藤井のぞみさん。藤井さんのご主人がアウトドア好きで、キャンプの楽しさやキャンプで食べる食事のおいしさをこの機会に知ってほしいと、2017年に夫婦で店をオープンした。食事の提供のほか、店内で中古キャンプ道具の販売も行っている。

靴を脱いで上がる店舗の入り口(左)、店内のテントは子どもに大人気

屋内のためたき火を利用した調理はすることができない。それでも店に来た人にはキャンプに来たような気分を味わってもらおうと、IH調理ができるスキレットを使用したり、食器にアウトドアブランドを取り入れたり、工夫を施しているという。親子連れが多く訪れるため、キッズメニューも豊富だ。

今年9月から提供を開始したのは「テントのホットドッグ」。しっとりとした食感でほのかに甘みのあるロールパンに、薫製の香りが漂うジャンボソーセージをはさんだ食べごたえのあるメニューだ。

屋内でも薫製の香りが楽しめる「テントのホットドッグ」(左:580円・税込み)。「ホットワイン」(右:620円・税込み)と合わせて大人のランチを

また、ホットドッグは秋冬限定で提供されるホットワインとの相性も格別。自分でバーナーコンロに火をつけ、ブレンドしたスパイスとレモンシロップをワインに加えてコンロに乗せて加熱。3分ほど温めてマグカップに移せば、ほのかにスパイシーで体がポカポカと温まるホットワインの完成だ。屋内ながらアウトドアの調理体験も満喫できる。

メニューは基本的に通年共通だが、選べる日替わりメニューの中に季節に合わせたメニューが加わる。現在は営業時間を午後5時までに短縮し、夜は予約があったときのみ営業。遠出をするのが難しい親子連れの疑似アウトドア体験の場になっている。

旅行やレジャーを楽しみたくてもできないという人たちにとって、アウトドアカフェは、ウィズコロナ時代の新しい選択肢としてさらに注目を浴びそうだ。

(フードライター 古滝直実)


メールマガジン登録
大人のレストランガイド
注目記事
メールマガジン登録
大人のレストランガイド