ボタンに機能を割り当てられる

MX Anywhere 3には、左右のクリックボタンのほかに、本体左側面に「戻る」「進む」ボタンが搭載されている。アプリごとに機能の割り当てが変更でき、例えば、Webブラウザーは「戻る」「進む」で利用し、Excelは、「やり直し」「取り消し」といった、異なる設定ができるのだ。

ホイールは「モードシフトボタン」で回転方式を切り替えられる。クリック感のある回転と自由な回転を、好みで選べばよい。また、思い切り回すとフリーホイールで高速回転し、ExcelやWordなどの大きな書類でも、1秒に1000行スクロールする。

ホイールとボタンは、使い慣れるとほかのマウスには浮気ができなくなるほどすてきだ。個人的には、クリック感のあるスクロールで行を送っていくのが気に入っている。

ホイールの押し下げにも機能を割り当てられる
アプリによって割り当てる機能を変更できる

複数のパソコンで快適に使える

MX Anywhere 3は、「Flow(フロー)」という機能に対応している。例えば、ウィンドウズとマックそれぞれで利用できるように設定しておくと、いちいちボタンで切り替えなくてもマウスを利用できる。左にウィンドウズ、右にマックを置いて作業する際には,マウスポインターをそれぞれの位置に持っていけば、自動的に切り替えられるのだ。

この機能に慣れると非常に便利だ。特に複数のパソコンを置いて作業しているときに役立つ。デバイスの垣根を越えたコピーアンドペーストまで、できてしまうのだ。上記の例なら、ウィンドウズでコピーしたテキストなどをマックで作業中のファイルに貼り付けられる。もちろん、ウィンドウズ同士でもOKだ。

Flowでは、複数のパソコンで1台のマウスを快適に使える
マウスを左右に動かすだけで、左のウィンドウズと右のマックを操作できてしまう

これだけの機能を持っているなら、価格にも納得なはずだ。自宅作業をがんばっている自分へのプチプレゼントとしていかがだろうか。

戸田覚
 1963年生まれのビジネス書作家。著書は150点以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。
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