powered by 大人のレストランガイド

カフェイン気にせず何杯も デカフェコーヒー10選

カフェイン除去 味も通常に近く

デカフェ商品は収穫後にカフェインを除去したコーヒー豆を焙煎して作られ、カフェインレスコーヒーとも呼ばれる。「有機溶媒」「水」「二酸化炭素」のいずれかを使い除去する。国内では後ろ2つが大半で、97~99%除去できる。

水を使う「マウンテンウオーター製法」はカフェイン以外のうまみ成分が溶けた水溶液にコーヒー生豆を浸し、カフェインを除去する。水を使うので安全で、コーヒーのうまみも豆に残りやすい。「超臨界二酸化炭素抽出法」は、二酸化炭素に液体、気体双方の特性を持たせてカフェインを取り除く最新技術。豆のうまみを保てるうえ、二酸化炭素が残留しても毒性がなく、廃液処理も要らない。ただ、コストがかかるとされる。

風味は除去方法、豆の質や焙煎によって決まる。産地などにこだわりのある商品もランクインし、「デカフェとわからないものも多かった」(ジャパンカフェスクール校長の坪井吉文さん)。2018年バリスタグランプリ優勝の松本卓巳さんは「いろいろ試して好みのコーヒーに出合って」と話す。

■ランキングの見方 ブランド名。数字は専門家の評価を点数化。本文冒頭は商品名。(1)ネットで購入できる商品の価格(税込み、送料別)(2)価格に対応するドリップバッグの個数(3)販売サイト。写真は三浦秀行撮影。スタイリングは島本美由紀。モデルは清野優美

■調査の方法 インターネットで購入できるドリップバッグ(1杯抽出型)のデカフェ商品を21種類リストアップ。すべての商品を専門家11人に送付。実際に飲んでもらい、「味」「香り、コク、キレ」「コストパフォーマンス」などの観点から1~10位までを選び、編集部で集計した。

■今週の専門家 ▽青柳崇子(日本フードアナリスト協会理事)▽every coffeeひろ(コーヒーブロガー)▽岡部正博(バールモトーレ バリスタ)▽小竹貴子(クックパッド コーポレートブランディング部本部長)▽篠崎好治(レコールバンタン講師)▽坪井吉文(ジャパンカフェスクール校長)▽とけいじ千絵(1級フードアナリスト)▽平岡佐智男(コーヒールンバ)▽平野真(大阪ステーションシティ バール・デルソーレ副店長)▽松本卓巳(Alba 出張バリスタ)▽三浦朝(京王プラザホテル アドバンスド・コーヒーマイスター)=敬称略、五十音順

(生活情報部 砂山絵理子)

[NIKKEIプラス1 2020年9月19日付]


大人のレストランガイド

メールマガジン登録
大人のレストランガイド
注目記事
メールマガジン登録
大人のレストランガイド