オフィスの白シャツ 仕事服にもアウトドアの機能性特集 リモートワークに適した秋のビジネスウエア(中)

ビジネスリュックをはじめとするオフィスカジュアルが普及した背景に、仕事の効率化がある。通勤や外回り、デスクワークを快適に行うことで、ストレスを軽減して集中力アップを狙う。そのため仕事服にも機能性を求める人が増え、カジュアル化が進んだ。

そんな機能性を重視して服を選ぶなら、アウトドアブランドは選択肢の筆頭だ。最近は機能性素材を使用しながら、タウンユース向けに作られたシンプルな服も多く、汎用性が非常に高い。そこで今回は、オールラウンドで活躍するアウトドアブランドの白シャツを紹介する。

速乾性の高いオックスフォード生地を使用

ザ・ノース・フェイス パープルレーベル「Cotton Polyester OX B.D. Shirt」(1万5800円・税別、以下同)

ザ・ノース・フェイス パープルレーベルは、東京・代官山のショップ「ナナミカ」と「ザ・ノース・フェイス」によるコラボレーションライン。アウトドアの機能性を備えながら、あくまでも街着として数多くのウエアを展開している。今回紹介する「Cotton Polyester OX B.D. Shirt」も、見た目はシンプルだがアウトドアブランドならではの機能を備えた一枚だ。

シャツ生地の定番であるオックスフォード生地に、オリジナル素材の「COOLMAX エコメイドファブリック」を使用。ペットボトルなどのリサイクル資源から作られたポリエステルとコットンの混紡糸と、オーガニックコットン糸を交織し、コットンの風合いを残しながら速乾性に優れたオックスフォード生地となっている。背裏にも「COOLMAX メッシュ」を使用し、汗をかきやすい背中の蒸れを軽減する。

肩幅と身幅にゆとりを持たせたシルエットなうえ、袖部分は腕の動きを意識した立体的なピボットスリーブ設計で腕を上げやすい。また、ボタンには着脱しやすいドットボタンを採用するなど、快適な着心地を実現するための工夫が随所に見られる。

「2020年秋冬モデルからリサイクル資源の素材にアップグレードし、好調に売れている」と話すのは、ナナミカ代官山ショップマネージャーの森岡昌基氏。30~40代の男性を中心に幅広い年齢層から支持される商品で、最近は女性の購入も増えているという。

リサイクルポリエステルとオーガニックコットンを使用したオックスフォード生地で仕立てている

シンプルかつ高機能でさまざまなシーンに対応

フーディニ「Ms Longsleeve Shirt」(1万8500円)

スウェーデン発のアウトドアブランド、フーディニの長袖シャツ「Ms Longsleeve Shirt」。環境意識の高い北欧生まれということもあり、リサイクルポリエステルを70%使用した日本製の「Wish Woven」という生地を採用しているのが特徴だ。

コットン100%の生地と比べて耐久性が高く、速乾性・透湿性にも優れており、サラッとした肌触りで快適な着心地をキープする。UPF50+の紫外線カット機能で、強い日差しから体を守る。

体のラインに沿ったレギュラーフィットだが、脇の縫製は腕の動きを妨げないように配慮されている。シンプルなデザインながら機能的で、仕事着や街着としてはもちろんのこと、アウトドアでのアクティビティーやキャンプにも対応。シーンを選ばず着用できる。

左胸の内側にはセキュリティーポケットがあり、大事なチケットなどを収納可能。また、本体をポケットの中にコンパクトに折りたためるパッカブル仕様になっており、旅行への携帯にも便利だ。

「18年春夏に登場し、今ではメンズの春夏コレクションの売り上げ上位となっている」(フーディニの日本代理店、フルマークスのPR高橋誠氏)。アウトドアでのアクティビティーやキャンプが趣味のビジネスパーソンが、普段着として購入するケースが多いという。

シャツではめずらしい内ポケット付き。速乾性・透湿性・耐久性に優れた日本製の生地「Wish Woven」を使用している
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