「愛の不時着」のヒョンビン 軍服→スーツに無事着陸コラムニスト いであつし

兵役を経験 「映える」ヒョンビンの軍服姿

ヒョンビンは軍服姿が実に似合う。実際に徴兵でも、最も過酷で厳しいと言われている海兵隊に自ら志願して入隊したらしい。坊ちゃん刈りの甘いマスクとは裏腹に、脱いだらすごい鍛えられた肉体が男の服の基本の一つでもあるミリタリーウエアによく映える。

わがままを言い放題のユン・セリに、黙って淡々とうまそうな麺料理を作ってあげたり、豆から挽(ひ)いてコーヒーを淹(い)れてあげたりするシーンのヒョンビンのリアルアーミールックがまた格好いい。O.D(オリーブドラブ)の長袖のヘンリーネックTシャツの袖を無造作にまくり、腕には大きめのごついアーミーウオッチ、パンツは迷彩カラーの6ポケットのカーゴパンツときたもんだ。

ドラマは大ヒット。ファッションに注目してみるのも楽しい

ドラマの後半、ユン・セリを助けるために悪役のチョ・チョルガン少佐を追って北(朝鮮)からソウルにやって来たリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)のファッションもガラリと変わる。

ユン・セリに「南の人に変身しに行きましょ」と言われて、伊勢丹メンズ館のような高級百貨店のスーツ売り場に連れられてきて、次々とユン・セリが見立てたブランド物のスーツに着替えさせられるヒョンビン。まさに、逆「プリティ・ウーマン」状態である。

ジャケットスタイルも粋。ユン・セリが見立てたブランドモノに着替えるシーンはまるで「逆プリティ・ウーマン」

どんなスーツを着せられたかというと、まず、ノータイでシャツまでエンジ色でトーンを揃(そろ)えた、ラペルも細いひと昔前のプラダみたいなモードなスーツ。続いて、ピークドラペルの黒のスリーピースに、白のセミワイドのダブルカフスシャツにジャガード織りのタイ。次、ネイビーのスーツにジョン・スメドレー風なグレーのハイゲージのタートルニット。次、ネイビースーツにストライプのセミワイドシャツにネイビーのソリッドタイ。最終的には、シャツもタイもスーツもブラウン系のトーンで揃えてコートもブラウンのチェスターコートというモードなスーツスタイルに不時着する。

SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2020
GIFT SPECIAL 2020
次のページ
セレブの巣ごもり… 部屋着姿にも注目
SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2020
Instagram