使い方に合わせて選ぶ

スマートウオッチは多種多様だ。アップルウォッチに代表される多機能タイプ、ウィジングズなど腕時計に絞り込んだ機能を付けたシンプルなタイプ、ガーミンのようにランニングなどスポーツ向け機能を強化したものなどがある。大半の製品は男女兼用だ。ジャーナリストの本田雅一さんは「自分が何をしたいか目的を考えて選ぶこと」と話す。

トレンドは心拍計と全地球測位システム(GPS)機能を内蔵したタイプ。心拍計は運動や睡眠のデータを取るのに欠かせない。「身一つでランニングするときは、ルートを記録するためGPSを内蔵したものが便利」(太田百合子さん)。行動範囲に合わせて確認した方がいいのはバッテリー持続時間。1日半程度のものもあれば1~2週間持つものもある。Suicaなどのキャッシュレス決済機能も機種によって対応方式が異なるので注意が必要だ。

意外に重要なのはベルト。「装着感は事前に試した方がいい」(井上晃さん)。心拍数など装着者の様々な情報を長期間記録して、健康管理に役立てるものが多いからだ。アップルやガーミンのようにビジネスや運動などTPOに合わせて、ベルトを簡単に脱着交換できるタイプは便利だ。本体が黒でもベルトがおしゃれなら女性も使いやすい。

■ランキングの見方 数字は専門家の評価を点数化。製品名(ブランド名)。(1)希望小売または実勢価格(2)本体重量(3)参考バッテリー持続時間(4)問い合わせ先。モデルはMAYU、写真は三浦秀行撮影。

■調査の方法 専門家の協力で掲載日時点で購入可能な男女兼用スマートウオッチ21機種をリストアップ。製品を集めて専門家がテスト。「ヘルスケア関連機能」「ファッション性」「スマホとの連携性」「バッテリー持続時間」「決済機能」「コストパフォーマンス」などの観点から「ビジネスパーソンにお薦め」の製品を1~10位まで順位付けしてもらい、編集部で集計した。

■今週の専門家 ▽石川温(ジャーナリスト)▽井上晃(ライター)▽尾田和実(ギズモード・ジャパン編集長)▽太田百合子(ライター)▽渋谷康人(時計ジャーナリスト)▽鈴木麻里子(ライター)▽滝田勝紀(ds/デジモノステーション編集長)▽西田宗千佳(フリーライター)▽広田雅将(クロノス日本版編集長)▽本田雅一(ジャーナリスト)▽松村太郎(ITジャーナリスト)▽矢崎飛鳥(エンガジェット日本版編集長)=敬称略、五十音順

(生活情報部 堀聡)

[NIKKEIプラス1 2020年8月22日付]